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伊藤家の食卓

(2013年05月)

体じゅう、痛い。
 5月1日(水) 気分: 天候:
身体が悲鳴を上げているようです。年に一度の第3ブロック区議会議員野球大会(渋谷区、目黒区、世田谷区、品川区、大田区)が昨日行われ、私は3試合に出場、普段振り慣れないバットをぶんぶん振り回し、潰れた肩を無理やり回してボールを投げ、塁間を猛ダッシュしたりしたものですから、身体は酷いことになっています。

「普段から鍛えているアスリートのくせに」とは思わないでください。使用する筋肉が違えば、普段使わないところは強いわけではなく、今日のような状態になります。まあ、2〜3日後とかではなくちゃんと翌日に筋肉痛が出たのは良しとするべきでしょうか。

ちなみに試合結果ですが、対戦成績1勝2敗の4位、優勝は世田谷区の連覇と相成りました。私は各試合で1本ずつヒットを打って3安打でしたからまあ、こんなものでしょう。来年もちゃんと出場できるよう、元気で頑張れねば、です。

朝:おにぎり、サンドイッチ
昼:幕の内弁当
夜:居酒屋系つまみ
間食:表彰式パーティーつまみ

トレーニング:ジョグ―10q 野球―3試合

引率する。
 5月5日(日) 気分: 天候:
5月3日、4日、ゴールデンウィーク後半の前半は渋谷区トライアスロン連合恒例の春の奥多摩合宿、渋谷区の「檜原自然の家」でバイク・ランを中心に1泊2日の自炊合宿です。

今年は天気にも恵まれ初日は東京から多摩川サイクリングロードを抜けて、武蔵五日市、都民の森、檜原自然の家までバイク(自転車)で駆け抜け、投宿後は壮観な名勝「神戸岩(かのといわ)」往復ジョグを終えて練習は終了、入浴後はみんなでワイワイとカレーを作ったり、ギョーザを作ったりこれまた楽しいひとときでした。

さて問題は二日目の予定、30数名の参加者はレベルが違い過ぎて同じ練習は不可能です。結局、練習内容により全体を3班に振り分けて行動することに、なんと私が一番レベルの高い1班のチーフでメンバーを引率することになりました。

この班の構成は大学生、高校生、中学生と私の8名、50歳オーバーの私以外は全員20歳以下の若者たち、私のほか大人が誰もいない不思議な感覚です。コースは自然の家〜都民の森〜風張峠〜奥多摩湖と走り、ほぼ同じルートを戻り、武蔵五日市の昼食場所集合となるかなりハードなコースです。

こうなれば気分は完全に学校教師、強い大学生には「もっと頑張れ!」と叱咤し、力の少し劣る中学生には「もう少し、あとひと頑張り」と激励し、山を登ります。下りも事故に気を付けながら、軽快にコーナーワークをこなし、全員無事に戻ってくることができました。精神的にも肉体的にもかなり疲労しましたが、めちゃくちゃ充実した、合宿になりました。

朝:カレーライス
昼:ハンバーグランチ
夜:居酒屋系つまみ
間食:柏餅
トレーニング:本日はリカバリーサーフィンを1ラウンド、片貝海岸

オーラ、あり。
 5月9日(木) 気分: 天候:
朝の代々木公園、伊藤たけしのジョギングはほぼ日課ですが、そこで本当に久しぶりにあの「山本寛斎」さんhttp://www.kansai-inc.co.jp/
に会いました。2〜3年ぶりの感じでしょうか。

寛斎さんには8年前の都議会選挙落選〜宅建資格取得〜不動産開業〜区議会再挑戦という、伊藤たけしの怒涛の浪人生活中にいつも「元気を出せ!」と叱咤激励をいただき、勇気づけていもらいました。2007年の区議会復活選挙のときには、並木橋ライフ前の街頭演説にも立ってもらったのは本当に感謝でした。感激で思わず泣いちゃいましたし…。

渋谷区西原にご自宅があるにもかかわらず、その後ぱったり代々木公園に現れなくなったものですから、「どうしたんだろう?」とは思っていましたが、相変わらずお元気にど派手なイベントやショーを打っていましたので、健在なのは承知していました。

今朝はあまりの懐かしさに、お互いハグするくらいに再会をよろこびあいました。「寛斎さん、お久しぶりです!」「いや〜ご無沙汰、伊藤さんは相変わらずのご活躍で…」「どうされてたのですか?」「しばらく渋谷を離れていたけれど、戻ってきたのでこれからはちゃんとここにも顔を出すよ!」なんて会話を交わしました。

少しおじいちゃんにはなったけれど、変わらずカッコよく、凄いオーラを発していました。これからまた、よろしくお願いしますね!寛斎さん。

朝:ハムチーズトースト
昼:パスタランチ
夜:洋食系つまみ、パスタ
間食:なし
トレーニング:代々木公園クロカンコース走―13.5km

震災対策の、基本。
 5月14日(火) 気分: 天候:
渋谷区トライアスロン連合のメイン行事のひとつ、新島トライアスロン大会が今週末に迫ってきました。そんななか、新島ツアーに参加しないランニング仲間に声をかけられました。「伊藤さん、もうすぐでしたよね?新島。地震に気を付けてくださいね。」と。

聞けば、今日東京都が発表した南海トラフ地震の被害想定によると、伊豆諸島・小笠原諸島の津波による被害が大きく、そのなかでも新島がもっとも甚大な被害を被るとのこと、30メートル超の津波に襲われ、1313人の死者、建物全壊・758棟との予想です。

確かに、新島村一番の集落・本村地区はほとんど海に沿って発展していますから、海抜も低いところが多いのです。この地域や、やはり海岸沿いの若郷地区に島のほとんどの人が住んでいますので、津波の際の被害が大きく想定されているものと思われます。

我われの宿泊する「渋谷区新島青少年センター」は高台に立地していますし、レースのため1泊2日で訪れるだけですから、心配には及びません。しかし、サーフィンにトライアスロンにと何十年も通い続けている島ですから、伊藤たけしにとっても友人・知人の多いところ、ぜひ、一朝有事の際の避難対策は新島村全体で、怠らずにお願いしたいものです。

「訓練千回、震災一瞬」「自分の身は自分で守る」、変わらぬ震災対策の基本でしょう。

朝:おにぎり、菓子パン
昼:野菜炒め定食
夜:総会つまみ・弁当
間食:どら焼き
トレーニング:バイクミドルライド―約80km 多摩川あたりで渋谷区の幹部職員を見かけました。その時間午前6時過ぎ、早朝からの出勤、ご苦労様です。

ケニアの花嫁。
 5月15日(水) 気分: 天候:
「瀬戸は日暮れて 夕波小波あなたの島へ お嫁にゆくの♪」の歌詞で始まる小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」、生まれた島を出て新郎の島へと嫁いでいく姿を謳い上げた、聞くものにその情景を思い浮かばせ「ほろっと」させる、1972年発表・昭和の名曲です。

時は流れて平成25年(2013年)ともなれば、すっかり世界地図は狭くなり、グローバル化しているようです。今晩はランニング仲間の女性の送別会、彼女は今週末、ケニア人の大富豪にお嫁に行くのです。それも第2夫人として…。

昭和男で頭の固い伊藤たけしは「なぜケニア人なの?どうして第二夫人なわけ?ご両親は何と言っているの?」と、本来彼女を祝福すべき席で、野暮な質問(詰問?)をしてしまいますが、(私たちのような)周囲の雑音にもめげず、お互い好きあって一緒になることを決めた彼女は、とても幸せそうでした。

とても陳腐ないい方になりますが、「愛さえあれば…」国籍も、年齢も、暮らす国も、その身分さえ、すべて超越できるのかもしれません。今は旅立って行く「ケニアの花嫁」に幸あれ!!と心より祈るばかりです。本当に元気で!絶対に幸せになれよ!

朝:ピザトースト
昼:ラーメンセット
夜:総会つまみ・居酒屋系つまみ
間食:どら焼き
トレーニング:1km×1本刺激走、ジョグ―12q

幸せな、誕生日。
 5月18日(土) 気分: 天候:
52回目の誕生日は、トライアスロン大会出場のため新島に向かうフェリーのなかで迎えました。留守番の家内からはおめでとうメール、午前0時を過ぎてもどんちゃん♪やっている船上の仲間たちからもハッピーバースデーソングのプレゼント、ありがたいことです(でも深夜に船中で合唱はちとまずいかと…翌朝はレースだし…)。

さてこちらは第22回を数える「新島トライアスロン」、天気予報が見事に外れ、南の島の夏を思わせる絶好の天気のなか開催されました。今年はスイム、バイク、ランとも調子よく、とてもいい感じにレースができました。今まで一度も勝ったことの無かった5歳年上の選手を初めてかわしてフィニッシュ、思わずガッツポーズ!感激でした。

区議会の同僚でトライアスロン初挑戦のトラ弟子・ハセケンもびっくりするくらいの速いタイムでフィニッシュ、伊藤事務所・渋谷区トライアスロン連合所属の柳井選手は2年連続の準優勝、今年エリートレースデビューを目指す仲間の女性アスリートをはじめ、昨年の大会で途中棄権した後輩や、歩いてしまった仲間たちも今年はそれぞれ大きく成長、リベンジを決めてくれました。

夕方からの表彰パーティーでは、プレゼンターの新島村・出川村長から「相変わらず強いですね〜、伊藤さんは」とお褒めの言葉を賜りメダルをかけていただき、宿泊している新島青少年センターに戻ってのBBQパーティーでも、還暦を迎えた先輩、同じ5月生まれの仲間ともども、バースデーケーキをいただきました。

この歳になってこんなに幸せな誕生日を過ごせる伊藤たけしは本当に果報者、皆さんに感謝・感謝です。

朝:和定食
昼:バナナ、エネルギージェルなど
夜:新島島料理、BBQ
間食:ジャンクフードいろいろ
トレーニング:新島トライアスロン―51.5km(スイム1.5km、バイク40q、ラン10q)

ピープルデザイン。
 5月22日(水) 気分: 天候:
区役所で開かれた講演会、講師はNPO法人・ピープルデザイン研究所の須藤シンジさん、演題は「ピープルデザイン」な渋谷の街づくり。〜ハンディのあるなしに関わらず、みんなが混ざり合える街をめざして〜というものでした。

彼の話しの導入は「鈴木さん、田中さん、山本さん、佐藤さんという名前の友人のいる人は手を上げて!」というところから始まりました。区役所大集会室に集まった聴衆の大多数の人から手が上がります。次に、「それでは、身体のどこかにハンディキャップをもつ、いわゆる障害者の友達がいる人は手を上げてください」という問いに、ほんの少数の挙手があっただけでした。

須藤さん曰く、鈴木さんや田中さんたちの姓の合計と、障害者手帳を持った人の合計は共に約700万人、鈴木さんや田中さんの友達はいっぱいいるのに、障害を持った人の友人がほとんどいないということは、障害者がまだまだ、表に出てきていないということ、自分の仕事は障害にたいする意識のバリアを無くすこと、障害者が自由に街にでて健常者と混ざり合える社会を作りたい!とのこと、ガーンと頭を叩かれました。

ピープルデザインの本質は「思いやり」、困った人がまちにいれば積極的に手を差し出せる社会をつくることだそうです。ファッションをはじめ、いろいろな方法でピープルデザインを実現することを模索している様子は、本当に立派でした。普段ならまぶたが重くなる午後早い時間の講演会でしたが、私も含め聴衆はみな、お目目パッチリで聞いていましたよ。

朝:ピザトースト
昼:ハンバーグランチ
夜:総会つまみ、中華料理
間食:ティラミス
トレーニング:リカバリージョグ―10q ハチ公スイム―1800m

都心にクロカンコースを、造る。
 5月28日(火) 気分: 天候:
「代々木公園にクロスカントリーコースを造る!」というプロジェクトが進んでいます。そもそもクロスカントリー走(以下クロカン走)とは都会を離れた山や郊外の未舗装路を走ることを指し、ランニングのバランス感覚や脚筋力、心肺機能を鍛える効果の高い走り方です。近年は林や森のなかを走ることで、酷暑の夏を避けられたり、ヒーリング効果が高まることも分かり、クロカン走を行うランナーが急増しています。

われらがホームグランド・代々木公園内でも舗装された園路ではなく、公園内の未舗装路を走るランナーが増えていますが(私もそのひとりです)、それぞれが園内を縦横無尽に駆けぬけるため、自転車利用者や散歩をする利用者と接触する危険性も見られるようになってきたのです。見かねた瀬古利彦さんや私が音頭をとり、「代々木公園にクロカンコースをつくる会」を立ち上げ、本日都庁に要望書を届けに行ってきました。

対応に出てきたのは、代々木公園を所管する建設局長・次長をはじめとする幹部職員、事前に要望書案を渡していたので、各地につくられているクロカンコースの資料をバッチり用意しています。そして「クロカンコースは郊外の人の少ないところにこそ作るべきもので、都心の公園、それも一般利用者の多い代々木公園に作るのは不適当」と、役人らしい保守的な見解です。

瀬古さんと私は「一般利用者が多いからこそ、事故やトラブルを避けるため、ランナーのルール作りが欠かせない。それにはランナーの走る場所を確保することが有効な手段」と、力説してきました。建設局の皆さんからは「それでは現地を視察して、利用状況なども調査する」との答えで一歩前進、最後に「都心に初めてのクロカンコース、夢があるじゃぁないですか!このわくわくするプロジェクトをみんなでつくり上げましょう!」とお願いしてきました。

「おもしろき、こともなき世をおもしろく」です!

朝:サンドイッチ
昼:弁当
夜:総会つまみ、中華料理
間食:モンブラン

トレーニング:ジョグ―12.5km 代々木公園クロカン走