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伊藤家の食卓

(2012年12月)

わずか、44分。
 12月1日(土) 気分: 天候:
私の10q走のタイムではありません。昨日11月30日・午前9時にエントリーが開始された第3回「渋谷・表参道Women'sRun」http://womensrun.jp/
の一般女子・10qの部の申し込み完了までに要した時間です。事務局より9時45分「9時44分に一般の部のエントリーが終わりました。」との電話が入り、「嘘だろ?」と聞き返すほど驚きました。

定員4000名に対し、一昨年は今回同様先着順のネットエントリーを実施、申し込み終了までに約4時間かかっています。昨年は抽選でしたから参考にはなりませんが、日本中、世界中の人気大会を探しても、エントリー開始後44分で申し込み終了というレースは聞いたことがありません。ギネスブックものではないでしょうか?

昨年は埋まりきらなかった区民枠、キッズ・ファミリーの部も午後の早い段階で、ソールドアウト、まさに瞬殺です。街を見回せばいつの間にか、華やかな女性ランナーが増えています。しかし、まさかこれほどとは…、理由は「渋谷・表参道Women'sRun」が魅力的なのか、女性のランニング熱がもの凄いのか、両方なのか、なんだかエントリーできなかった女性たちに申し訳ない気持ちです。

ともあれ、大会事務局長として伊藤たけしがやらなければならないことは、幸運にもエントリーできた女性ランナー全員に、無事笑顔で走り切ってもらうこと、そしてその結果をもって警視庁ほか、関係各所に参加人数の増員をお願いすることしかありません。

事務局はじめ大会関係者の皆さん、ご協力よろしくお願いいたします。

朝:ハムチーズトースト
昼:パスタランチ
夜:洋食ブッフェ・焼き飯
間食:ナッツ

トレーニング:休養ジョグ―10q 代々木公園ロード 疲れがの表れがピークを迎えている、ここから超回復への反転攻勢だ!

駅伝MAP、完成。
 12月5日(水) 気分: 天候:
第89回箱根駅伝「とことん早稲田応援MAP」が、今年も完成しました。これは私が事務局長を務める早稲田大学の駅伝応援隊「渡辺康幸監督(なべ)を男にする会(瀬古利彦会長)」が早稲田を応援するためのグッズとして、作り始め今年は3年目となります。

「こんなもの作れないかしら?」と会で言い出したのが私ですから、作成のための情報収集を始め、資料や写真、コメントなどを集め、デザインをやってくれる方と打ち合わせをし、制作料ねん出のための名刺広告集めまで、ほぼひとりで作り込んでいますから、まあ達成感はあります。

初年度作成したときは、箱根駅伝、出雲駅伝、全日本大学駅伝と大学駅伝3冠を達成し、完全になべを男にしましたが、2年目・前回の箱根駅伝は総合4位に甘んじています。「来年こそは!優勝奪還」の思いを込めて作った力作、もし欲しい方がいれば、譲ります。声をかけてください。

ちなみに「世の中は総選挙と都知事選挙で大わらわ、いったいたけしは何やってるの?」などと、思わないでください。ちゃんと定例区議会での議会活動や、私のライフワークとしている活動、ほんの少しですが選挙のお手伝いなどもしていますので。

朝:たまごサンド
昼:パスタランチ
夜:居酒屋系つまみ
間食:最中

トレーニング:1km×5本インターバル、ジョグ―16q 設定タイムでは走り切れたが、まだまだ本調子には遠い…。ハチ公スイム―約1500m

峠。
 12月8日(土) 気分: 天候:
司馬遼太郎の小説のタイトル、「峠」は幕末は越後長岡藩家老・河井継之助の半生を描いた物語で、私の愛読書の一冊です。その冒頭部分に、雪の季節の直前、長岡城下のひとびとが冬に備えて薪を仕入れたり、野菜を漬け込んだり、木や石灯籠にわらを巻く作業を甲斐甲斐しく行うのを見ながら、継之助の心の描写が次のように書かれています。

継之助は、町を歩いていた。「北国は、損だ」とおもう。損である。冬も陽差しの明るい江戸や西国ならばこういう無駄な働きや費えは要らないであろう。北国では町中こうまで働いても、たかが雪をよけるだけのことであり、それによって1文の得にもならない。

と、いう具合です。今日友人の応援に入った新潟でまさにそれを実感しました。暴風、雷、雨、雪、痛いばかりのひょう…、すべての気象現象が過酷です。挙句の果てには、在来線が暴風のために止まり、危うく東京に戻れないところでした。

こういう土地で、こういう季節にも、頑張っている皆さんには本当に頭が下がる思いです。東京に戻り、穏やかに晴れた冬空を眺めながら、改めて北国の大変さを実感しています。

朝:ホテルブッフェ
昼:イタリアン
夜:和食系つまみ
間食:最中

トレーニング:ジョグー10q もの凄い天気のなか走りましが、まじで恐怖を感じました。

期日前投票。
 12月12日(水) 気分: 天候:
本日初めて「期日前投票」というものを家内とともに渋谷区役所でしてきました。選挙中につき、もちろん衆議院議員選挙、東京都知事選挙とも、だれに投票したか、どの政党を選択したかは内緒です。ちなみに、事前に記入する宣誓書の理由選択は「レジャー等」になりました。

さて、なぜ期日前投票なのか?ですが、ちょうど投票日・12月16日が出場する「防府読売マラソン」と重なるからです。「投票日に山口県でマラソンかい?ふざけるな」とは言わないでください。こちらの予定は、東京都知事選挙や総選挙の日程の決まる半年以上も前に入れていたのですから…。

「ランナーたけし」としては、このマラソンが今シーズンのメインレースです。総選挙を戦っている全国の候補者同様、いや、もっと以前から準備(練習)をして、勝負の日を迎えるのです。目標は当選!もとい、「51歳でもサブスリー(フルマラソンで3時間を切ること)」、総選挙の結果ともども乞う!ご期待です。

朝:たまごサンド
昼:天ぷら定食
夜:忘年会とハチ公スイム後に居酒屋系つまみ
間食:大福

トレーニング:インターバル+ジョグ―15q ハチ公スイム―1500m 脚は軽めに仕上がったが、鼻風邪をひき喉が痛い…

結果は自然也。
 12月16日(日) 気分: 天候:
タイトルの言葉は、昨年3.11の被災地に赴いた際、とあるお寺に掲額してあった達磨大師の言葉(書)です。意味はそのまんま、「導き出されたどんな結果もすべて理由があるのであり、なるべくしてなったもの。」ぐらいの感じでしょうか。

本日の総選挙、今回は自民圧勝という大オセロゲーム選挙になったわけですが、選挙「結果」については自然也と考えるしかないようです。ただ過去、落選・浪人を経験しているわが身としては、一生懸命戦って落選した多くの候補者たちに心寄せずにはいられません。皆さんの奮闘に敬意を表します。そして、いつの日かまた立ち上がることを祈っています。

さて、私の本日同時の大一番「防府読売マラソン」。「結果」は3:00:01秒というものでした。目標サブスリーに1秒足らず「やっちまった!」というのが現在の偽らざる感覚、でもたった1秒、されど1秒の世界です。言い訳や「たられば」が通用しないのは選挙結果と一緒です。

私自身はサブスリーぎりぎりで走っている場合、意地でも3時間が切れる側にいる人間だと思っていました。刑務所の塀に立っていれば、何とか必ず塀の外に落ちるタイプみたいに…、根拠なく漠然とした自信だったのですが。

しかし、今回は今ある環境下で最大限頑張った結果がこれでしたから、仕方がないと受け止めることはできています。詳しい内容は後日、サイト上(スポーツマンたけし)にアップしますが、本当に今感じるのは、「これが自分の選挙でなくてよかったよ」ということ、1票差での当選・落選も近くで見たばかりなので、決して経験したくないことです。今回のマラソンはシュミレーションとして、いい経験になりました…。

朝:和定食
昼:マラソン後に肉うどん
夜:フグ懐石たっぷり
間食:レース前にもろもろ

トレーニング:マラソンレース―42.2km

多士済々。
 12月20日(木) 気分: 天候:
私が大学時代を過ごした政治学のゼミ(早稲田大学・岡澤憲芙ゼミ)は伝統的に、政治家、マスコミ関連のOB・OGを数多く輩出しています。13期生の私がすでに50歳オーバーですから、岡澤先生も歳を取るわけです。春先に入院されたこともあり、今晩のゼミ忘年会は先生の快気祝いも兼ねた感じで盛り上がりました。

ゼミの忘年会といっても参加者はOB・OGが中心、現役のゼミ生が接待係を務めています。今回は総選挙直後でもあり国会議員も多数参加していました。衆議院議員では小渕優子さんや、沖縄で初当選した国場幸之助君、参議院議員では私の兄貴分の荒井広幸先輩、藤本祐司さん、広田一君も参加してくれました。

地方議員も伊藤たけしをはじめ、県議会、都議会などのメンバーも参加し大いに盛り上がりましたが、一方、今回の総選挙で落選してしまった前議員も…、ほんと残念、選挙は怖いです。マスコミ界からも最近テレビや新聞で活躍している卒業生がずいぶんいました。NHKの解説委員が3名も来ていましたので、来春アナウンサーで入局する甥っ子のことをちゃっかりお願いしておきました。

さて主役の岡澤先生、本当に元気に回復され、多士済々のメンバーに囲まれていたくご満悦の様子、あいさつ(演説?)のなかでは「気力と体力は表裏一体、前向きな気力を維持していくためには常に身体は鍛えるべきだ」と病気を経験したからでしょうか珍しく、伊藤たけしみたいなご発言、その通りだと思いますので、先生もいつまでもお元気でいてください。

朝:たまごサンド
昼:あじフライ定食
夜:忘年会 洋つまみ、中華つまみ
間食:チョコレート

トレーニング:リハビリジョグ―5km 軽い肉離れをおこした右ハムストリングスをかばいながら、フルマラソン後初ジョグ

さらば、長崎。
 12月21日(金) 気分: 天候:
渋谷区東一丁目で人気のちゃんぽん・皿うどん店「長崎」http://www.totteoki.jp/shibuya/nagasaki-na.htm
が店を閉じていました。「今日は冷えるな〜…、やっぱりお昼は長崎のちゃんぽんか!」とひらめき、いそいそ出かけたところ、店の入り口には「急病の為 閉店しました」と自筆で書かれたであろう、張り紙があります。

その中身を読むと「長年のご愛顧に感謝申し上げます。もうすこし、ちゃんぽん・皿うどん・チャーハン・しゅうまいなど張切りたかったのですが申し訳ございません。皆様のこと忘れません。」と記されています。そして最後に「ありがとうございました」と大書してありました。

思わず、こみ上げてくるものがありました。あのちゃんぽんのとんこつ味のあっさりスープ、長崎名物のピンクのかまぼこ、手作りしゅうまい…、これらがもう食べられないとは…、残念至極です。もう15年も前ですが、百軒店の餃子専門店「大芽園」http://blogs.yahoo.co.jp/saipan_is_number1/56775090.html
の閉店並みのショックです。

こうやって本当の隠れた名店が、跡継ぎを育てず、その味を残さず店をたたんでいく…、日本食文化の損失に思えます。もう食べられないと思うと、本当に食べたくなりますね。残念です。


朝:ピザトースト
昼:広東麺(ちゃんぽんの代わりです…)
夜:忘年会 和食系つまみ
間食:まんじゅう

トレーニング:休養ジョグ―8q バイクローラー台―15分

※更新情報 「渋谷新時代リポート」12月20日更新しました!

30年前、そして今。
 12月25日(火) 気分: 天候:
伊藤たけしは基本、サーファーです。トライアスロンやランニングにのめり込むアスリートみたいなイメージがあるかもしせませんが、これらのスポーツは、社会に出て(議員になって)身体を動かす機会が極端に減り、たまに海に行っても波に乗れない、(パドリングで)沖に出ることができないことにショックを受け、始めたいわば、派生的な運動なのです。

さて、メインレースの防府読売マラソンも終わったこともあり、クリスマス休暇はサーフィンand温泉を決め込むことにし、伊豆下田は多々戸浜の「下田大和館」http://www.shimoda-yamatokan.co.jp/?utm_source=overture&utm_medium=cpc&wapr=50dcffc9
に向かいました。この旅館は伊豆有数のサーフポイント・多々戸浜に隣接していて、サーファーにはとても優しい宿なのです。

旅館から直接浜辺に出ることができますし、海岸出入り口には着替えのスペースやサーフボード置場、温水シャワー完備、館内ウェットスーツOKとくれば、もう最高です。さらに従業員も多くがサーファーですから、波の予想まで聞くことができて、いうことはありません。波はまずまずでしたが、まだ水温も伊豆の海は充分高く、楽しく波乗りをさせていただきました。

さて宿のスタッフから聞かれました、「当館は初めてですか?」。もちろんサーファーですから、幾度となく多々戸浜では波乗りをしていますし、過去には大和館にも宿泊したことがあります。そう答えると、いつごろかとの問い、考えてみればずいぶん昔でした。まだ、大学生になる前にバイト先(イタリアンのコック見習い)の慰安旅行がここ、大和館だったのです。もう30年以上も前のことです。

その時もサーフボードを抱えて、多々戸の海に入っていますから、私のサーフィン歴も30年を超えているようです。この間、健康でずっと波乗りを続けられたことは本当にありがたいことです。また自身は立場が変わり、歳を重ねましたが、浜辺に打ちつける波や伊豆の大自然は何ら変わることなく、私が死んだ後も悠久の時を刻んでいくのでしょう、なんか「ジ〜ン」と来てしまいました。

大自然のなか、生かされていることに感謝です。

朝:和定食
昼:そば・ミニ鯵丼
夜:忘年会 居酒屋系つまみ
間食:ナッツ

トレーニング:ジョグ―約12q 多々戸浜〜入田浜〜大浜〜田牛浜(とうじはま)往復、波チェックを兼ねて。サーフィン―45分冷えた身体で温泉にどぶん!最高です。

※更新情報 「渋谷新時代リポート」12月20日更新しました!

戦力は、揃った。
 12月29日(土) 気分: 天候:
12月暮れの29日は、毎年恒例で早稲田大学競走部が箱根駅伝に向け、往路のメンバーを12qのビルドアップ走でチェックする最終調整日、この日ばかりは所沢キャンパスに競走部OBや関係者が、「今度の早稲田はどうなのか?」と目を光らせて集まって来ます。

私も「渡辺康幸監督(なべ)を男にする会」事務局長として、瀬古利彦会長に同道、渡辺監督と選手たちを激励してきました。トラックに姿を現した渡辺監督、妙にテンションが高いのです。どうやら、満足の行くオーダーが組めた様子、「往路は任せてください!」との、力強い発言です。

さて、ビルドアップ走に出てきたメンバーは6名、この中から5名の選手が往路を走ることになります。4年生キャプテン佐々木、平賀、前田、3年生エース大迫、志方、新・山の神2年生山本と、中に早稲田の主力がすべて含まれていて、皆よい走りをしていました。たぶん、1区・前田、2区・平賀、3区・大迫、4区・佐々木、5区山登りが山本というオーダーになるものと思われます。

本日は早稲田も含め各大学の箱根駅伝オーダーが発表されています。東洋大学・設楽兄弟が往路、駒澤大学の窪田や青山学院大学の出岐が2区に配置されるなどどこの学校も往路重視の布陣、敵にとって不足無し、早稲田大学の激走を祈るのみです。今年ばかりは1月2日が待ち遠しいです。

※読者のみなさん、本年もお世話になりました。来年もぜひこの「食卓」をご笑覧ください!!

朝:ピザトースト
昼:ラーメン・中華つまみ
夜:歳末警戒テントの豚汁、伊藤家風焼肉
間食:みかん

トレーニング:ジョグ―10q まだフルマラソンの疲れが抜けません。