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伊藤家の食卓

(2011年02月)

トラ・トラ・トラ。
 2月1日(火) 気分: 天候:
久しぶりに暖かくなりましたね!コートを着ないで街を歩けるなんて久しぶり、うきうき気分で繰り出そう!と行きたいところですが業務内容はなかなかハードです。

昨年秋第1回大会を開いた「東京江戸前トライアスロン」、昨年はプレ大会の位置づけで、今年から距離や参加人数も増やしての本格実施、6月26日(日)予定のレースに向け、準備が動き出しました。

主催は社団法人・東京都トライアスロン連合、会長は都議会議員の西岡真一郎氏、副会長は伊藤たけしですからこの時期、新年会などで忙しくないわけはありません。やっと「2月1日はスケジュールを調整して一日江戸前トライアスロンの関係で歩こう」とふたりで決めて、本日朝から怒涛の回り方です。

午前10時半、警視庁交通規制課訪問、今年度大会に向けてのあいさつとお願い。午前11時半、社団法人・日本トライアスロン連合訪問、大会期日、競技内容、種目などの打ち合わせ。午後12時半、城南島連合会会長訪問、引き続いての協力要請とスポンサードのお願い。午後1時半、警視庁湾岸署訪問、本年度の協議内容、コース、時間設定などの打ち合わせ。午後3時、京浜急行電鉄本社訪問、役員と広報課長にメインスポンサー就任のお願い。という次第です。

どこもかしこも簡単に了解がもらえるところではありませんが、まずは第一歩を踏み出しました。それぞれの場所に同行していただいた実行委員の皆さん、本当にありがとうございました。

今日一番印象に残ったのは「渋谷表参道Women’s Run」でたびたび行っている警視庁交通規制課・担当官の「伊藤議員も忙しいですねぇ、いろいろと」との一言、選挙活動をほっぽって何やってるの?との意味に聞こえたのは、私の錯覚でしょうか??

朝:ハムチーズトースト
昼:コンビニ弁当
夜:和食系つまみ・鍋
間食:まんじゅう

トレーニング:ジョグ−15q 脚は軽いがのどが痛い。

10年、そして100年。
 2月4日(金) 気分: 天候:
ついに完成しました!!「Go for it〜岡本太郎の魂に恥じないように〜」。これは渋谷区トライアスロン連合、ハチ公スイマーズ10周年の記念事業でつくった楽曲、作詞・伊藤たけし、作曲・歌励まし屋http://www.youtube.com/watch?v=gKilr-dbV5I
によるものです(コーラスは渋谷のアスリートたち!)。

ともすれば生きていく気力や自信を失った現代人に08年・渋谷駅コンコースに恒久設置された岡本太郎作の巨大壁画「明日の神話」http://www.asunoshinwa.or.jp/
の「核にも負けない人間の尊厳」というメッセージを浴びてもらって、少しでも元気になってもらえたら、あと一歩を踏み出してもらえたら、と思い書いた詞に、これまた渋谷駅を中心に歌で若者たちを励まし続ける「励まし屋」に曲を付けてもらいました。

そもそも私が「明日の神話」招致に関わった関係で、渋谷区トライアスロン連合としてバイクジャージーのデザインにあの壁画を使わせてもらった経緯があります。デザイン使用許可をもらった際、関係者から「炎の骸骨(壁画の中心にあるシンボル)を背負って走るのでしたら太郎のスピリットに恥じないご活躍を!」と厳命されています。

ですからこの楽曲は「明日の神話」と「岡本太郎」から渋谷のアスリートたちへの応援歌でもあるのです。奇しくも今年は岡本太郎の生誕100年にあたる年、いろいろな企画http://taro100.jp/
も進んでいます。ぜひ多くの皆さんにこの曲を聴いていただけるよう渋谷区トライアスロン連合、ハチ公スイマーズ挙げて努力していきます。

なお、近日中にはこのサイトならびに渋谷区トライアスロン連合のサイトhttp://shibutora.jp/
にて楽曲を聞けるようにしますので、お楽しみに!!そして応援よろしくお願いします!

朝:卵サンド・フルーツ
昼:デニーズランチ
夜:新年会つまみ・鍋
間食:まんじゅう

トレーニング:ジョグ−15q 代々木公園クロカンコース

駅伝三昧、1。
 2月7日(月) 気分: 天候:
といっても、私が走ったわけではありません。たまたま今日は駅伝に係る行事が重なりました。一つは都内区市町村の中学生による第2回中学生「東京駅伝」の渋谷区代表選手・結団式です。渋谷区役所には区内中学校から選抜された男女約40名の精鋭ランナーが揃っていました。

昨年の第1回大会の情報を得てすぐさま、私は本会議で代表選手団の選考と強化を提言し、当然、熱烈応援にも駆けつけています。昨年は男子13位、女子26位とまずまずの結果、今年男子は「6位以内を目指します!!」との力強い決意発表がありましたから本当に楽しみです。

渋谷区代表のスローガンは「春風舞走(しゅんぷうまいそう)」です。3月21日の本番(会場・調布味の素スタジアム)では選手一同が春風のように軽やかに走りきり、「駅伝・渋谷区ここにあり!」の成績を残してほしいものです。読者の皆さんも応援よろしくお願いします。

さて、その後夜は3冠を達成した早稲田大学駅伝チームの祝勝会を兼ねた選手慰労会、時間が無くなりましたのでこのお話はまた明日にでも…。

朝:目玉焼き・トースト
昼:とんかつ定食
夜:焼肉・居酒屋系つまみ
間食:なし

トレーニング:ジョグ−代々木公園クロカンコース 13q やや疲れあり

駅伝三昧、2。
 2月8日(火) 気分: 天候:
さて、昨日の夜は見事18年ぶりの箱根駅伝総合優勝、昨秋からの出雲駅伝、全日本大学駅伝とあわせて学生駅伝3冠を達成した早稲田大学駅伝チームの選手スタッフ慰労会兼祝賀会を渋谷の韓国料理店「韓の台所」で行いました。

この会は瀬古利彦会長(私事務局長)もと結成された私的駅伝応援団「渡辺康幸監督(なべ)を男にする会」が例年開いていますが、いままで優勝という年が無かったので、総勢40名程度の人数、選手たちのリクエスト「肉が食べたい!」に応えてのお店も比較的選びやすかったのですが今年はそうはいきません。参加人数がいつもの年のほぼ倍、80名オーバー、私の友人が経営陣に加わるこの店に頼み込んで貸切り大パーティーと相成りました。

選手も1区を走った大迫君以外全員が参加、いつもは厳しいコメントを出す瀬古会長、渡辺監督も今日は終始ニコニコ顔、参加したOBも選手との交流を存分に楽しんだようです。私たちとしても苦労して「とことん早稲田応援マップ」やら応援歌「ネバーアンドエバー」などをつくって盛り上げてきたかいがありました。他人ごとでこんなに嬉しいことは滅多にない感じです。

祝賀会が終わり2次会へ、普段選手たちはここで返しますが今年は特別に4年生を全員連れて行きました。今年の箱根駅伝、5区・猪俣、6区・高野、8区・北爪、10区・中島と4人の4年生の頑張りと活躍で勝てたようなもの、2次会も本当に楽しいひとときでした。卒業生のみんな、本当にお疲れ様でした。

4年生のなかでも特に2年生時からレギュラーの中島選手とはいろいろと話をしました。エース竹沢健介の愛弟子として育てられながら、伸び悩み苦労をしたこと。今年の箱根駅伝でアンカーとしてフィニッシュテープを切った感激などなど話すうちに、かれから衝撃の発言が…。

「実は2年生の時の青梅マラソンで伊藤さんから、折り返しで遭った際「何つぶれてんだ!しっかり走れ!!」と怒鳴られたのです。なんて怖い人かと思いましたよ…」とのこと、そういえば、例年私は青梅路で走りながら早稲田の出場選手を叱咤激励してます。怒鳴っているつもりはないのですが、結果、結果を残せたので良しとしましょう。今年も怖いオヤジになって青梅路を走るとしますか!

朝:卵サンド
昼:とんこつラーメン
夜:なぜかまたまた焼肉
間食:なし

トレーニング:ジョグ−15q 脚に軽さ戻る

まるで、先生。
 2月11日(金) 気分: 天候:
東京は大して積もりませんでしたが朝からずっと雪、まあ大雪と言っていい天気です。お蔭で本日予定されていた「渋谷表参道Women’s Run」のプレイベントはランニング教室が中止され座学のみと相成りました…残念。

雪の降りしきる中、会場に向かうと教室型に机といすが配置された部屋には「渋谷表参道Women’s Run」にエントリーしているなかから抽選で選ばれた30名ほどの女性が座って、熱心に講義に聞き入っています。大会スポンサーである「クリニーク」や「野菜ソムリエ協会」に続いては本来ならランニング講師を務めるはずだったマラソンランナー「大島めぐみ」http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E3%82%81%E3%81%90%E3%81%BF
さんのお話です。

さすがはオリンピックや世界選手権で活躍したランナーだけあってランニングやコンディショニングに関する話も大したもの、後ろで聞いていた私も「へ〜!」と、目から鱗の調整方法などを聞くことができました。そこへそそくさと事務局スタッフがやってきて突然「大島さんの講義が終わったら時間取りますから、何か話してください」とのことです…?。

どうやらランニング実技が中止になって時間が余っている様子、紹介されて演壇に立ちました。「え〜、マラソンランナーの伊藤たけしです」「……」。大島さんの真似をしてみましたが、女性たちにはまったくウケずに頭は真っ白、その後しばらく復活するのに時間がかかりましたよ。

しかし、大会事務局長としてこのランニングイベントが33年前に行われた「原宿女子ミニマラソン」のDNAを引き続いていること、大会当日には様々なサプライズコンテンツが用意されていること、そして私の大きな願いでもある「ランニングを通じて女性が健康に光り輝き、笑顔になってくれること」などなどを話させてもらいました。

参加者たちの真剣なまなざしを受け、まるで女子大の教授になったみたいで楽しかったです。皆さん、Keep on runnig!

朝:ハムチーズトースト
昼:カレー丼、そば
夜:新年会つまみ、洋食系つまみ
間食:クッキー

トレーニング:東京マラソンに向けての最終ロング走−31km 設定ペースで走り切れて安心。

午前10時の、会議。
 2月14日(月) 気分: 天候:
昨日は家内の実家がある群馬県桐生市にて「桐生市堀マラソン」10qの部に参加、何もなければ足の向かない家内の実家へ里帰りの理由づけという意味合いが濃く、よほどのことが無ければ例年参加しています。

今年いつもと違うのは、初めて渋谷のランニング仲間を同伴したことです。不思議なもので「ほら、あれが赤城山」、「堀マラソンのコースも大会の雰囲気もなかなかいいでしょ?」とか「桐生の温泉も温まるよ!」、さらには「桐生名物ソースかつ丼、これはB級グルメの絶品!!」などと渋谷育ちの私が彼らにお国自慢をし案内していることです。

例年この時期は新年会シーズンもほぼ終わり、会合などが少ない季節のはず、しかし選挙の年、なぜか今年は結構重要な会合やら新年会のスケジュールが舞い込みました。ひとりで走る予定ならキャンセルも考えましたが友人たちを誘った手前、渋谷の会合は泣く泣く失礼、桐生紹介ツアーに専念です。

さて彼らを駅まで送って私は家内と実家で一泊、ゆっくりしたいところでしたが今朝は10時から桑原区長を交えての会議の予定、これはさぼれません。真っ暗なうちに起きて軽く散歩とジョグ、午前7時前に実家を出発しましたが、都内で大渋滞に巻き込まれました。

10分ほど遅刻して(ちゃんと連絡は入れてありますよ!)会議室に飛び込むと区長が「にやっ」と笑って「伊藤さんあわてているねぇ、ダンディな男が台無しだよ!」と一言、そういわれても申し上げることは何もなく、黙って小っちゃく座っている重要会議になってしまいました。

朝:最中
昼:ナポリタン大盛り
夜:鍋・和食系つまみ
間食:バレンタインチョコ(当然義理)

トレーニング:休養ジョグ・ウォーキング−4q つくばマラソンで成功した新しい調整方法を今回も実践、勝負マラソンの2週間〜1週間前に一度疲れを完全に抜いておく。

目の、付け所。
 2月16日(水) 気分: 天候:
今日の「渋谷表参道Women’s Run」の事務局会議でのこと、事務局の渋谷区スポーツ振興課長が神宮前・原宿地域のミニコミ誌「月刊原宿新聞」を持ってきて、「伊藤議員、ここに記事が載っていますよ!」と新聞を渡してくれました。

その紙面の三分の一程度を使って「渋谷表参道Women’s Run」の記事が、タイトルには「33年ぶりに復活!原宿女子ミニマラソン」と書いてあります。この新聞社からは先日このランニングイベントの取材に答えていたこともあり、食い入るように記事http://www.harajukushinbun.jp/headline/2037/index.html
を読みます。

なかなかよく書けてはいましたが、一か所表記ミスを見つけたので「なんだよ!渋谷表参道が新宿表参道になってるよ、いいかげんだなぁ…」とぶつぶつこぼして新聞を机に置いたところ、同じく隣でその新聞を読んでいた事務局メンバーがいいました、「伊藤さん、横の記事も読んだほうが…」。

再び新聞を取り上げ目をやると、残り三分の二の紙面は渋谷区長・区議会議員選挙の情勢記事が載っていました。「区長選は桑原区長をはじめ3人が立候補予定」ですとか「区議選、定数34名のところ41名が立候補か?」などのタイトルが踊っているではないですか。

そりゃ「渋谷表参道Women’s Run」の会議で、その記事を読めと渡されたとはいえ、本業の記事に気も付かないとは…、いよいよ自分の能天気加減が嫌になりました。こちらも私は当事者なのですから…。

朝:ピザトースト
昼:カレーライス・うどん
夜:洋・中つまみバイキング
間食:ピーナッツ

トレーニング:休養ジョグ−10q だんだん疲れが出てきました。

最終列車は、行く。
 2月20日(日) 気分: 天候:
今日は2月恒例「青梅マラソン」の日、ところが今年は約10倍の難関を突破して来週の「東京マラソン」に当選していますから、30qを完走するのではなく、15q(折り返し・川井駅付近)までのペース走と決めて参加することにしていました。

スタートは午前11時半、朝一渋谷でひと仕事したあと電車に飛び乗りました。新宿駅から中央線快速に乗ったときそのアナウンスがありました。「ただ今国分寺〜立川間で停電事故が発生、上下線とも運転を見合わせています。復旧にはしばらく時間がかかる見込みです」…。

さて困りました。そうでなくとも1時間前到着(レースの到着時間としては遅いのですが)の予定、30分が経過し「なにかほかのアプローチは無いか?」とか、じたばたし始めたころ、ふたたび「復旧間近」のアナウンス、しかし動き出してもダイヤは大幅な乱れで、スタート地点の河辺駅にはスタート7分前に到着です。

私と同じ目に遭っているランナーたちと急ぎ受付会場の小学校に向かい、着替えている最中にスタート時間、荷物を家内に預けてそこから走り始めです。レースのメインストリートに出たところでちょうど、レース最後尾が動き始めたところ、何とか間に合いました。

私のレースナンバーは昨年ベストタイムを出したこともあり「180番」、本来なら一番前の「1ブロック」からのスタートでしたが、13,000番台ひしめく「36ブロック」スタートになってしまいました。

そこからスタート地点通過まで約11分、その後も混雑でまともに走れるわけはなく、沿道の知り合いや、折り返してくるメンバーから「どうしてそんなところに?」の視線を浴び、一緒に走っているランナーにも「100番台の猛者が何やっているのですか!」と叱咤される始末、なんだか可笑しくなってしまいました。

まあ、これでもかというほどの人数のランナーを観察したり、沿道の応援や景色を満喫できたのでよし!!とします。「人間万事塞翁が馬」になるかもしれませんし…、ともあれ風邪を治して来週の東京マラソン、頑張るのみです。

朝:トースト・おにぎり
昼:オムライス定食
夜:しゃぶしゃぶ
間食:新年会つまみ

トレーニング:青梅マラソン−約16q ちょっと空けばダッシュ、ちょっと空けばダッシュの繰り返しでなにか疲れました…。

公約は、重い。
 2月22日(火) 気分: 天候:
このところ4月の統一地方選挙に向けて、候補者たちの動きが俄かに活発になり、渋谷区内でもいたる所にいわゆる「政党ポスター」とか「3連ポスター」とか呼ばれる候補者の顔写真が載っかっている政治活動用ポスターが貼られ(残念ながら無所属の私は貼りづらく今回は断念)、新聞折り込みやポストへの投げ込みで自身や政党の政治活動をつづったチラシが入ってきます。

それらチラシ・新聞のたぐいの中身には必ず(立候補にあたっては)「こんなこと、あんなことを実現します!!」と力強く、選挙公約が綴られていて、私も近い将来作成する新聞やサイトのコンテンツには4年前に約束したことの達成度の検証と来期4年間、近未来の政策実現の目標を掲げます。私は有権者、タックスペイヤーに「公約」として約束したことはとても重いと考えます。

さて今晩、開催までいよいよ10日余りとなった「渋谷表参道Women’s Run」のボランティア・スタッフ説明会の会場で、大会委事務局を一緒に担う潟Aールビーズのスタッフからアールビーズの発行する本日発売のランニング情報誌「ランナーズ」http://runnet.jp/book/runners/

をもらいました。先般編集部から受けた取材の記事(TopRunner)が掲載されているとのことです。

恐る恐るページをめくると出てきましたよ、変な顔をした男(自分のことです…)の写真が。内容は「渋谷表参道Women’s Run」の大会事務局長はランナー議員というものですが、記事の最後に「東京マラソンでサブスリーを達成します」と書かれています。そういえば先月行なわれた取材では、軽口をたたいてそんなセリフを口ばしったかもしれませんが、まさか本当に記事になるとは…、しばし絶句です。

1976年創刊の老舗「ランナーズ」といえば全国にいったいどれほどの読者のいることやら、渋谷区内にだって読んでいる人はたくさんいるはずです。しかし心ならずといえど、口約束も約束のうち、今度の日曜日、東京マラソンでのサブスリー(フルマラソンで3時間を切ること)はランナー伊藤たけし(決して議員としてではなく)の公約と相成りました。

結果は走ってみなければ分かりませんが、相当なプレッシャーと覚悟をもって必死に走らなければなりません。

朝:ピザトースト
昼:新年会中華コース
夜:焼き鳥・親子丼
間食:ポッキー

トレーニング:ジョグ−15q 青梅マラソンの変な筋肉痛が残る

BE TARO。
 2月26日(土) 気分: 天候:
「太郎さん、誕生日おめでとうございます!」本日2月26日は岡本太郎の生誕100歳バースデーにあたります。六本木ヒルズのアリーナでは太郎作品に囲まれた巨大ステージが拵えられバースデーイベント「TARO100祭」http://taro100.jp/
が行われました。

私はほんの一部分しか参加できませんでしたが、私が観た田島貴男さんのコンサートのときにはアリーナの周りを二重、三重にも人垣ができていていまさらながら太郎の凄さを認識しました。今晩からはNHKで連続ドラマ「TAROの塔」も始まりますし…。

ものの本で読んだことがありますが、かの西郷隆盛は西南戦争前夜、私学校の門人に「真の偉人とは名誉、地位、財を持つものではない。そのものの行いに他人が背中で手を合わせる人、死後ながらく評価の上がる人のことだ」と諭したといいますが、まさに岡本太郎は生誕100年を超えてなお、その作品と人格は輝きを増しています。

私は『明日の神話』http://www.asunoshinwa.or.jp/
渋谷招致に関わった縁で岡本太郎の凄さを知り、『明日の神話』バイクジャージーを作ったり、今年はこの巨大壁画とそのメッセージが込められた楽曲「Goforit〜岡本太郎の魂に恥じないように〜(作詞:俺 作曲・唄:励まし屋)」http://iron-monkey.net/shibutorasong/webmail.mp3
まで作ってしまいました。

明日の「東京マラソン」、どうなるかは分かりませんが歌詞にもあるように「明日の神話を身に纏って」「太郎の魂に恥じないように」走りたいと思います。「BE TARO!!」岡本太郎『明日の神話』のバイクジャージーの私を見かけたら応援よろしくお願いします。

朝:磯辺焼・フルーツ
昼:ざるうどん・和つまみ
夜:パスタ・ピザなど
間食:シュークリーム

トレーニング:調整ジョグ−10q 脚は普通だが、風邪が抜けて体調は良好

泣ける、幸せ。
 2月27日(日) 気分: 天候:
フィニッシュラインを超えたところでは、小さくガッツポーズが出たくらいでした。そこから給水所を過ぎ、完走タオルをもらい、タイム計測チップを外してもらって完走メダルと交換、ミカンやバナナをもらって荷物預かりに到着するまで、多くのボランティアの人たちに「完走おめでとうございます!おつかれさまでした!」と声をかけられ「ありがとうございます!」と応えます。

最後に自分の荷物を受け取ったところでなんだか咳込んだような感覚があったかと思ったら、それが突然嗚咽に変わり止めどなく涙があふれてきました。周りのランナーたちが不思議そうに私のことを眺めていますが、どうにも止まりません。恥ずかしい姿をさらしてしまいました。

「東京マラソン2011」晴天、微風という最高のコンディション、私自身し過ぎなくらい練習も積みましたし、誌上で「サブスリー宣言」までしていますから、ある意味失敗しようがなく、失敗は許されないレースみたいな雰囲気になっていました。

スタート後順調だったのはコースが下り基調の10qまで、体感スピードよりタイムが明らかに悪く、普段ハーフ(21q)付近まで楽に走れるはずのペースにもかかわらず、早くも脚が重く息が上がる状況がたびたび襲ってきます。「また東京は駄目なのかい?」という、とてもネガティブな思いに駆られます。

それでも沿道から途切れることなくかけられる「伊藤さん頑張れ!」とか「たけし〜!」という声援に「つくり笑顔」で応えつつ、「忍」の一字と「つぶれるかもしれない、駄目かもしれないが最後まで諦めず、サブスリーを追う」という前向きな気持ちで走り続けました。本当に苦しいレースでしたが粘り抜いた結果、2:57:42というタイムでフィニッシュ、サブスリー達成です。

マラソンを走り終わって泣いたことは過去ありません。初サブスリーを達成したとき、ベストタイム(2:49:53)を出したとき、そして昨年11月、故障を治し4年ぶりに復活サブスリーを達成したときも、もちろん嬉しいのですが涙がでるまでではありません。

今回の涙、大きなプレッシャーから解放されたからか、レース中苦しみぬいて走り終えたからか、多くの人たちに励まされ感動したからか、今も「これだ」という理由は分かりません。でも仕事のことでも家族のことでもない「たかがマラソン、たかがスポーツ」で泣くことができる自分は何と幸せものかと思うのです。

さて、これで自分へのご褒美(といえるかどうかは疑問ですが…)は終わり、来週の「渋谷表参道Women’sRun」、続いてやってくる4月の選挙に向かってこれからは全力投球するのみです。読者の皆さん、こちらも応援よろしくお願いします!!

朝:おにぎり・サンドイッチ
昼:新年会中華料理
夜:居酒屋系つまみ、ビッグマック
間食:ケーキ

トレーニング:東京マラソン2011−42q