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伊藤家の食卓

(2010年08月)

母がツールで。
 8月1日(日) 気分: 天候:
例年だと沼津のトライアスロンだの、富士山の駅伝などに参戦するはずの8月第1週日曜日も今年はなぜか渋谷で仕事、まあこんな年も、たまには良しとしましょう。

さて、踊りの発表会やら地元青年会のビアパーティーなどをはしごして一度事務所に戻り、今年80歳になる母の自宅を覗いてみると、なにやら真剣にテレビ画面とにらめっこ、な、な、なんと!見ているのは「ツールドフランス」の総集編と来ましたよ。驚きました。

「どうしたの?お母さん」と聞くと「お前もこんなことやっているのかな、と思って」とかいいます。場面は山岳ステージでコンタドールとアンディ・シュレクが競い合っている場面、私は「この黄色いバイクジャージーの人がチャンピオンなんだよ!選手はこんなに沢山いるけれど、日本人で走っているのは一人だけ、俺が本気出しても出られないかもしれないくらいなんだ」などと冗談を交えつつも、ツールについて一生懸命説明してしまいました。

しばらく頷いて聞いていた母がおもむろに「ところでうちのテレビはアナログかい?それともデジタルかい?」と聞いてきます。どうやら、それを確かめるためにリモコンをいじっていて、BS-1のツール総集編にたどり着いたようでした。

私もやっとそこで納得、「お母さん心配ご無用!ツールが見れるということはちゃんとデジタルに切り替わっていますよ」と説明すると「あらそうかい?それじゃぁ普通のNHKにしておくれ」とのこと、孝行息子の私は何もいわずにNHK総合に戻して差し上げました。お母さん、いつまでもお元気で!!

朝:ひじき・おにぎり
昼:天丼・BBQ
夜:盆踊りつまみ・通夜つまみ
間食:柿ピー

トレーニング:バイク大井埠頭−約50km

キャラが立ってる。
 8月3日(火) 気分: 天候:
本年10月10日初開催の「東京・江戸前トライアスロン2010」も選手募集開始目前で関係者との調整や打ち合わせで大わらわ、先週羽田空港に出向いたのに続き、今週は国土交通省に設置された観光庁へ大会への後援依頼に出かけました。

アポイント先は羽田の空港長に紹介していただいた「スポーツ観光推進室長」、私たち(西岡会長ほか)が大会概要の説明を終え、依頼事項、@後援A協賛B実行委員会への参画の3点をお願いしたところ、その場で直ちに「後援と実行委員会への参画についてはOKです、必要書類を提出していただければ一両日中に観光庁後援はお出しします」とのこと、中央の官庁とは思えないスピード感にびっくりです。

そもそも「観光」と「スポーツ」を結びつけようという感覚がたいしたものだと室長に話すと、「そのアイディアは溝畑長官のもの、私たちスタッフも彼に集められたメンバーなのです。長官の時間が取れれば紹介しますので少しお待ち下さい。」とのこと、待つことしばしで、なんと!溝畑長官に会えることになりました。

長官室の待合室は来客でごった返していましたが、隙間をぬって対面、マスコミにもたびたび登場する名物長官だけあって、キャラが立っています。おもむろに「写真撮りましょう!」ときました。全員ガッツポーズで写真に納まった後の懇談では「私が大会顧問を引き受けますよ」といってくれまたまたびっくり、あげくは私の身体をいじくり回して秘書さんに向かい「すごいよ伊藤さん、この筋肉、脂肪のないボディ、まさにアスリートだよ!」と喜んでいます。

「あんまり触られると家内が妬きますので…」とお諌めしましたが、行動力といい、アイディアといい、キャラの立ったたいした官僚です。こんな役人が揃ってくれば、日本国もまだまだ捨てたものではないと思いますね。今後の活躍をお祈りします!

朝:ひじき・おにぎり
昼:焼き魚定食
夜:そば屋つまみ
間食:マドレーヌ・アイスクリーム

トレーニング:ジョグ・代々木公園−15km この距離をジョッグしただけでも熱中症にかかりそうになるほど暑い

思わず、括目。
 8月8日(日) 気分: 天候:
週中から中国(北京・大連)に行ってきました。今回は日中友好議員連盟の都市間交流と渋谷区の中学生の中国訪問団の引率?を兼ねての旅でした(もちろん自費です!)。

議員連盟や当時所属していた自民党青年部などのからみでの訪中はすでに5回目、初めて行った1993年の頃とは中国の変化の凄まじさは目を見開くばかりです。

あの頃の中国といえば、街中に人民服と軍服が溢れ、洪水のように大量の自転車が走り、ビルというビルの窓からは洗濯物が物干し竿に干してあり、工事現場では竹の足場が組まれ、労働者の群れが緩慢にたむろしているという具合でした。

ところが今では北京はもちろん、どこの都市でも人民服を着た市民を見かけることはほとんどありませんし、交通手段は自転車から完全に自動車にかわっています。街中で洗濯物を見ることも無く、高層ビルや再開発がどんどん進んでいるという状態、そこにオールド・チャイナ、発展途上国の姿を見ることが出来難くなっています。

しかし中国の「商魂」は衰えていないようで、各都市の対外友好協会のメンバーが案内してくれる視察地(旅順・203高地などの観光地)はコースの最後に必ずお土産スポットがついて来ますし、お店との値段交渉の醍醐味も変わらずエキサイティングなものでした。ちなみに、店員の言値で買う人はいません、3分の1まで値切れればお得感はあります。

ともかく、変化の速さを実感できる国、また行かねばなりませんね。

朝:ホテルのブッフェ
昼:飛行機の機内食
夜:日本に戻って寿司
間食:中国のやきそば

トレーニング:大連・労働公園ジョグ−約7.5km

中華は、美味い。
 8月10日(火) 気分: 天候:
わずか4日間ですが、現地でカンペー(乾杯)、カンペー(乾杯)の中華三昧暮らしでしたから、帰国後しばらく中華料理は勘弁と思うのは人情、今日のお昼も日本そばに舌鼓を打ちました。

夕方からは10月10日開催の「羽田空港国際化記念!東京・江戸前トライアスロン2010」の実行委員会、選手募集開始(ネット予約)が8月16日に決まるなど、いよいよです。心配していたスイム会場・城南島つばさ浜の水質検査の結果も「海水浴場としてはAAとAランクの間くらい、泳ぐのはもちろん飲んだって平気なくらい綺麗です」との説明に関係者も大喜びです。

大田区蒲田での実行委員会終了後の食事会ミーティングはなぜか中華料理が多いのですが、案の定今晩もめでたくチャイニーズに案内されました…。ここ数日間と同じく丸テーブルに腰掛け、似たように出てくる料理に箸を出すと…、思わず「美味い!」という声が出てしまいました。

ここは街の中華屋、メニューに北京で食べたダックや大連のアワビのような高級食材はありませんが、焼き餃子や麻婆豆腐、ニラレバいための美味いことといったら「日本的中華万歳!」と快哉を叫びたくなりました。

やはり私も日本人、料理はジャンルを問わず日本のものが口に合います。

朝:ひじきご飯
昼:唐揚げそば定食
夜:日本の中華料理
間食:水ようかん

トレーニング:ジョグ−10km 

ラグジュアリー、プール。
 8月14日(土) 気分: 天候:
姪っ子の顔見たさに、家内の実家・群馬県は桐生市に昨日から1泊2日で帰省しています。幼稚園の年長になった彼女はスイミングクラブに通い始めたらしく私が事前に「プールに連れて行ってあげようか?」と誘ったら大喜びです。

さて、今日の午前中彼女の親から「近くに屋外の市民プールがありますよ」と教えてもらい、家内、姪っ子と連れ立って現地に向かうと、なんと最初に目に飛び込んできたのは立派なウォータースライダーの姿、びっくりです。

入場してみてさらに驚いたのはその敷地の広さとプール種類、数の多さです。流れるプールをはじめとして、子供プール、25メートルプールなどなど大小合わせて6つもあるのです。

圧巻はまるで空母のように鎮座まします9コースの50メートルプール、「泳げない人、小学生は使用禁止」と張り紙がしてあるからか誰も泳いでいません。この時期で子供連れ家族が多いのはわかりますが、本当に私一人で貸切です。

はじめは真ん中のコースで泳いでいましたが、なんだか落ち着かないので、1コースから9コースまで往復したりして超贅沢なプールライフを楽しみました。もちろん合間に姪っ子の水泳指導?もちゃんとしましたし、くだんのウォータースライダーにて叫び声をあげながら滑るのも忘れてはいません。楽しかったです。

しかし、こんな贅沢な市民プールってどうですかね?水の使用量も半端ではなさそうですし、ライフガードも20名くらいはいそうでした。これで大人の入場料は370円(時間制限なし)で、ガラガラですから、よその自治体といえども財政負担が心配になりましたよ。

ともあれ、こんな素敵なプールがあるのなら来年から夏場は桐生で合宿!!が伊藤家の合言葉になりそうです。

朝:和食
昼:ソースかつ丼(桐生オリジナル)
夜:プロ野球観戦つまみ
間食:アイス饅頭(桐生名物?)

トレーニング:桐生・峠越えジョグ−12.5q スイム−約2000メートル

少年老い易く学成り難し。
 8月20日(金) 気分: 天候:
近所に住むランニング仲間の息子が、夏休みの課題で社会科のレポート作成のため、私の事務所を訪ねてきました。課題名はズバリ「区立宮下公園の整備計画について」ときました。中学3年生が取り扱う内容かい?と思いつつ、質問を待ちます。

反対派のチラシを持っていたり、渋谷区の公園課にも行っているようですから準備は万端、質問もいかしています。「なぜスポーツ公園化を推進しているのか経緯を聞かせてください」、「トップダウンで決まったことだと反対派は言いますが本当ですか?」とか「商業化だとの批判にはどう答えますか?」次から次、まるでマスコミの取材を受けているようです。

それぞれの質問には中学生にも理解できるようになるべく平易な言葉で簡潔に答えましたが、彼自身がどう感じているのかききたくなり質してみると「公園の改修には賛成です。しかし、商業化過ぎるところが少し引っかかります。渋谷区民として。」とのことでした。

ご立派!!としか言いようがありません。末恐ろしい中学生ではありますが、タイトルの朱子の言葉のように本当に少年は老い易く、ぼやぼやしているうち、あっという間に49歳になってしまった私…、勉強もスポーツもできるときに一生懸命やっておくべきですね。

朝:ひじきご飯
昼:冷うどん・天ぷら
夜:納涼会つまみ・冷やし中華
間食:どら焼き

トレーニング:代々木公園クロカンコース−13q 

ジャンボの、気持ち。
 8月29日(日) 気分: 天候:
数年ぶりに「渋谷区民水泳大会」に出場しました。この大会、午前中が小学生、午後が中学生以上のレースが組まれているため、午前中は世田谷区の日本学園で行われたアクアスロン大会の手伝いをした後、ジョギングで駆けつけることができる(4q程度の距離ですが暑くてたまりませんでした…)手軽さです。

私の出場種目は50mクロール、50m平泳ぎ、それと50m×4のフリーリレーでした。クロールと平泳ぎは30歳以上の部での参戦、来年50歳を迎える私にとってはかなり厳しいカテゴリー、渋谷区の大会は50歳以上の部(25mのみ)がありますから、このカテゴリーでの勝負は今年で最後になるかもしれません。

しかし結果は意外にも戦えました。クロールは6位、平泳ぎはなんと3位で賞状をもらえてしまったのです。大挙参加した「ハチ公スイマーズ」のおじさん・おばさん達で組んだ2チームのリレーも若者相手にそこそこ戦えましたので大満足でした。

さて、表題の「ジャンボ」とはプロゴルファーのジャンボ尾崎(尾崎将司)選手のこと、彼は50歳をゆうに超えシニアツアーへの参加資格を得てもなお、レギュラーツアー参戦にこだわり続けています。さすがに勝つことはおろか、予選落ちをすることも多くなっているようですが心意気やよし!です。

私も20歳代、30歳代のころに比べれば、瞬発系の力はあきらかに落ちてきていて泳いだタイムも目を覆いたくなるくらいですが、ここはジャンボを見習い、来年からは50歳以上の部で!!などと言わずに30歳以上のカテゴリーにこだわり続けてみるとしますか。

朝:おにぎり
昼:ラーメン
夜:沖縄料理・居酒屋系つまみ
間食:なし

トレーニング:ジョグ−4q スイム−大会参加・約500m