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伊藤家の食卓

(2010年02月)

事の顛末。
 2月1日(月) 気分: 天候:
とある先週末の夕刻、青山一丁目付近で打ち合わせをしていたときのこと、わが家(太陽マンション・事務所兼)の塀にスプレーで落書きをした者を捕まえたがどうしよう?とマンションのテナントさんから電話をもらいました。

とるものもとりあえず、警察に連絡したうえで私も急ぎ事務所に戻ると、確かにスラングを交えたひどい落書きがしてあります。捕まっている少年たちに「お前らどこの学生だい?」と問いただすと、背が高くてわかりませんでしたが、地元公立小学校の6年生だというではないですか、驚きました。

その後警官がきましたので、「子どものやったことですから事を荒立てるつもりはありません。ただ、悪いことは悪いとみっちり教えてやってください。」とお願いして、私は新年会回りに出かけてしまいました。

翌朝、落書きをした子どもの親からお詫びの電話が入り「塀の落書き、どのように弁償しましょうか?」と聞かれたものですから「お金は要りません。そのかわり落書きした彼に壁を塗りなおさせてください。彼のためにもその方法が一番良いと思いますので。」と伝えました。

そして本日(平日ですが土曜日に授業があったため今日は代休です)、彼とご両親が朝からせっせと塀のペンキ塗りと相成りました。すっかり塀もきれいになりましたが本当にきれいになったのは彼とご両親のハートだったかもしれません。私も文教委員としていいジャッジだったと思いますね。じゃん、じゃん。

朝:ハムチーズトースト
昼:肉野菜炒め定食
夜:新年会つまみ、イタリアン
間食:ドルチェ

トレーニング:ジョグ―7km 昨日の新宿ハーフマラソンは潰れてしまいまともに走れなかったため筋肉痛は無し、残念です。

ヒール、などではなく。
 2月3日(水) 気分: 天候:
今日は節分、午前中から計8ヵ所の寺社仏閣にて「鬼は〜外!」「福は〜内!!」のかけ声とともに豆やお菓子などを撒いて、世間と心の邪なるものが祓われるよう祈願しました。今年は景気が悪いせいか、どこの会場も参拝客(参加者)が多い気がしましたね。

さて、有名人が豆を撒く場所としては成田山新勝寺や目黒不動尊が知られていますが、渋谷区内では隠れた名所(本当に穴場であまり参拝客もいません)「福昌寺」http://www.portaltokyo.com/guide_23/contents/c13064fukusho.htm
が例年アスリート系の「年男」を呼んで参拝者を喜ばせています。

今年の「年男」はプロゴルファーの池田勇太選手http://players.alba.co.jp/00809
、昨年はあの石川遼くんと最終戦まで賞金王を争った日本期待のエースです。ジャンボ尾崎に憧れ、角刈りにスリータックのパンツの出で立ちは「ミニジャンボ」とも呼ばれていて、ライバルの遼くんがまるっきり優等生のベビーフェースですから、どうしてもヒールっぽく対比されてしまいます。

今日もダブルの背広にタックのたっぷり入ったスラックスで登場、最初から最後まで一生懸命豆をまいていました。豆まき終了後の「直会(なおらい・まあ宴会です)」で、「お疲れさまでした!」と声をかけるとむちゃくちゃ礼儀正しく「こちらこそ、ありがとうございました!」と頭を下げます。

「今年こそ賞金王頑張ってください」といって握手をした後、「このところゴルフのスコアが悪いのですが、これ(握手)で上手くなりますかね?」と聞いたところ元気に「もちろんです!」と言ってくれました。本当は好青年のベビーフェース、池田勇太選手をすっかり好きになりました。応援しますよ!

朝:タマゴサンド
昼:和食系つまみ、ちゃんぽん
夜:和食系つまみ・幕の内弁当
間食:なし

トレーニング:ジョグ―13km 1km一本走るもお尻・腰が重くてダメ。

私の感性では…。
 2月6日(土) 気分: 天候:
今日は2010松濤美術館公募展の表彰式とレセプションがありました。この公募展は大賞の「松濤美術館賞」に賞金50万円が送られるなど、公募展としてはランクが高いらしく、入選作品はどれもアマチュアのものとは思えない「見る者に訴えかける力」を感じます。

会場では毎年何かしらのサプライズがあります(昨年は代々木公園のランニング仲間が大賞を取ったりと…)が、今年もやはり事件は起こりました。

表彰式の前にひととおり会場内の入選作品を眺めつつ、今年の松濤美術館賞の前に立ったところ、隣に並んだ浅岡ルリ子似でちょっと素敵な女性に話しかけられました。「この絵、私のです。」

「絵っ!」と驚き「大賞ですか?」と訪ねると、隣に展示してある入選作の作者の方でした。少し焦って「いえいえ、こちらの風景画も大賞(こちらは人物画)に負けず劣らず説得力のあるいい絵ですね!」と答え、続けて「題材は早春のヨーロッパですか?」と聞いたところ「いえ、9月の秋田です。」とのことでした。

とんだ赤っ恥なやりとりでしたが、少なくとも私にはそう見えたのだから仕方ありません。気軽に話しかけられましたのでどこかで会った人かな?と思いましたが、思い当たりません。では有名人?、とネットでお名前を検索するとこの人http://talent.yahoo.co.jp/pf/profile/pp16803
でした。

今後各方面でのますますの活躍を祈っています。ちなみに、松濤美術館公募展は明日2月7日から2月21日までの一般公開、この期間中は無料ですから、時間に余裕のある方はぜひお出かけ下さい。

朝:ハムチーズトースト
昼:和食系つまみ、幕の内弁当
夜:和・中系つまみ・幕の内弁当
間食:なし

トレーニング:バイクローラー台―約1時間 足の裏の豆が潰れ痛くて走れず。

族議員の面目。
 2月8日(月) 気分: 天候:
本会議や委員会、渋谷区都市計画審議会でも自転車行政、自転車にも優しいまちづくりのことばかり質問するものですから、今日、区議会・交通公有地問題特別委員会主催で行なわれた「自転車走行空間の整備について」の講演会に私が姿を現すと、まわりの議員から「おっ!いよいよ族議員の登場か!」などとやじられます。

講師は自転車行政のエキスパート、東京工業大学教授の屋井鉄雄(やいてつお)先生、いい話を聞くことが出来ました。講演終了後、質疑応答の時間となり早速質問です。このところ私が考えている自転車・道路行政における「寛容性」と「連続性」という内容です。

意味合いとしては、自転車走行レーンを道路上に設ける場合、きっちりと壁やポールで走路を区切るより、自転車にとっては具合が悪そうですが、バスストップや荷捌きスペースなどと共存する「寛容性」こそ、自転車、自動車、歩行者の共存が出来るということ、「連続性」については各自治体が単独で自転車レーンを整備するより、例えば複数自治体を跨いで国道246号線を自転車道モデル路線として整備するというような、自転車という車両に則した考えが必要だというものです。

屋井先生、「まったく仰るとおりです!」と力強く同意してくれました。まあ、他に質問に立った議員にも「まったく同感です!」とやっていましたので、どなたにでもそう答えるだけかもしれませんが…、ともあれ、為になる話、今日はありがとうございました!

朝:タマゴサンド
昼:坦々メン・半チャーハン
夜:焼肉・居酒屋系つまみ
間食:なし

トレーニング:超スロージョグ―5km まだ足の裏が痛くて全然走れない、日曜日の桐生堀マラソン(10km)大ピンチ!

新エースはイケメン君。
 2月9日(火) 気分: 天候:
早稲田の駅伝をプライベートに応援しよう!と作られた「渡辺康幸監督(なべ)を男にする会」主催による、箱根駅伝後の選手・監督を集めての「焼肉慰労会」も今年で5年目になります。

箱根駅伝での万年シード落ちの時期に瀬古利彦会長から「弱いときだからこそ応援しようぜ!」と事務局長を命じられた私も毎年ワセダが順位を上げるにつれ、焼肉のランクも上げていましたが、一昨年・2位、昨年・2位ときて、今年こそは!との期待を見事に外してくれた7位では、今年の肉ランキングは据え置きです。

瀬古会長からは選手と渡辺監督にきつ〜い叱咤激励が飛び、最後には「1号車で解説やってる私に少しは早稲田の話しをさせてよ!」とお願いがでる始末、渡辺監督も「来年こそは!」と誓っていました。その中で「花の5区は新エースの2年矢澤と1年の平賀(佐久長清高卒)で競わせます」とのこと、若手も着々と育っているようです。

さて、新エースと呼ばれた矢澤選手http://www.wasedawillwin.com/special/091217hakone/yazawa1.html
が私の隣の席に座りました。礼儀正しい上によく気が付きます。手際よく肉を焼いたりサラダを分けたりしながら、私たち先輩に配ってくれるものですから「今日は君たちを食べさせる会なのだよ、他人のことはいいから自分でじゃんじゃん食べなさい!」と私が言わざるを得ないほどいい奴でしたよ。

じっくり眺めれば眺めるほどイケメンですから「女子にもてるだろう?」と聞いたところ「そんなことありません!」と、キッパリ。しかし、まわりの先輩選手からは「嘘つけ!」とやじられていましたから、実際はかなりもてるのでしょう。今年は実力、人気とも赤丸急上昇の矢澤選手に注目です。

朝:ハムチーズトースト
昼:新年会つまみ・弁当
夜:焼肉
間食:なし

トレーニング:ジョグ―13km まだマメの跡が痛む。

文芸三昧。
 2月11日(木) 気分: 天候:
本当に久しぶりにお昼で仕事が終わった国民の祝日・建国記念日、疲れが溜まっていることもあり午後は家でこれまた溜まっているテレビの録画と読書にいそしみました。

現在私がチェックしているTVドラマはNHK大河「竜馬伝」と山崎豊子原作で伊藤忠商事元会長・瀬島龍三氏http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%AC%E5%B3%B6%E9%BE%8D%E4%B8%89
をモデルにしているといわれる「不毛地帯」のふたつです。先週分をさくさくっと見た後は、年末から楽しみにしていた司馬遼太郎原作NHK「坂の上の雲」の4回・5回分のチェック、原作がほぼ忠実に再現されていて(しかし司馬氏は生前、戦争賛美ととられることを恐れて映像化は拒んでいたようです)噂どおりの大作ですね。

日が暮れてからは読書タイムです。堕ちた日本の翼・JALがモデルのこれまた山崎豊子作「沈まぬ太陽」をタイムリーに読み返し始めています。普段は寝る前に布団の中で読んでいますが、たいがい疲れと酔いで、5分と持たずにバンタンキュー状態、前の晩に呼んだところを忘れてしまい、次の夜、再び読み返すこともたびたびで、全然進みません。今日はがっちり読み進めましたよ。

この「沈まぬ太陽」に出てきた商社名が「近畿商事」「五井物産」「五菱商事」なのは「不毛地帯」と一緒、細かいところですが山崎豊子氏の悪戯を感じました。ともあれ私は、ゆっくり・じっくりの休日が過ごせて満足でしたが、ろくに相手をしてもらえない家内は少し不満そうでしたね。

朝:磯辺焼き・味噌汁
昼:新年会つまみ・パスタ
夜:鍋・弁当
間食:なし

トレーニング:ジョグ―15km やや脚軽い

調整の妙。
 2月14日(日) 気分: 天候:
「たまには家内の実家に里帰りを」という名目で走った群馬県は「桐生市堀マラソン」10kmの部、終わってみればなぜか自己ベスト更新、そして2週間前の「新宿シティハーフマラソン」は、信じられないくらいの潰れ方でした。

議員にとってこの時期(1月・2月)は新年会の嵐で、内臓もぼろぼろ、コンディショニングに苦労するのが常でしたがあまりに成功レース、失敗レースが両極端で自分でも驚いています。

真面目にランニングを始めてすでに10年が経過し、私もすっかりベテランランナーの仲間入りです。この間、10回以上もサブスリー(フルマラソンで3時間を切って走ること)を達成していますし、駅伝・5k・10k・ハーフ・30k、さらにはトライアスロンとレースにもかなり参加してきました。

現在行なわれているバンクーバーオリンピックでも選手たちの直前の調整・コンディショニングが話題になりますが、それ如何によってレースでのパフォーマンス・結果は全く別物になります。大体、各選手やアスリートは自分の調整方法が確立されていますし私にも自分のスタイルがあります。

しかし、なかなか「これだ!!」という極意までは到達できません。日々自分の身体は変化(老化・劣化ともいいます…)していますし、上手くいったからといって昨年と同じルーティンがベストとは限らないのです。要はどれだけ「自分の身体の声」に正直に耳を傾けられるか、ということなのだと思います。

さて、来週は今シーズンのランニングシーンを締めくくる「青梅マラソン(30k)」(東京マラソンは見事に落選していますので…)、どうなることやら…?です。

朝:おにぎり・サンドイッチ
昼:桐生が誇るB級グルメ「ソースカツ丼」
夜:焼肉
間食:ジャンクフード

トレーニング:桐生市堀マラソン・ジョグ―12km なぜか絶好調でした

牛丼屋の歓喜。
 2月16日(火) 気分: 天候:
牛丼屋に入るといつも思いますが、お客さんはたいてい一人です。複数で入ってくるのは工事現場の職人さんとか、高校生くらい、一昔前は立ち食いそば屋と並んで女性の立ち入れない聖域っぽいイメージでしたが、最近は女性一人のお客さんもよく見かけます。

さらに、この世相を反映しているのでしょうか?どこのお店もなんだかあきらめにも似たようなしらけた雰囲気が店内に充満していて、私はそれがあまり好きではありません。よく行くくせに…。

さて、本日も私は午後からの委員会に間に合うよう優雅なランチをあきらめ、日本の生んだ最強のファストフード・牛丼を食べにお店http://www.kobelamptei.co.jp/
に入りました。その時間12時45分頃、ワンセグテレビではバンクーバーオリンピック・スピードスケート500mの2本目が行なわれています。

長島圭一郎選手の滑りに身をよじり、「よし!」とかつぶやきながらレースは最終走者の加藤条治選手の滑りへ、自然の声のトーンが上がり「いけっ!いけっ!」となります。最後に同走の選手をかわしてゴール…。暫くの沈黙のあと結果が現れました。

思わず立ち上がり「やった!長島銀、加藤銅。」と叫んだところで我にかえりました。恐る恐る周りを振り返るとなんと!店の中で「お〜!」という声とともに小さなどよめきが上がったのです。自他共に認めるスポーツ議員としては、「やはりスポーツの持つ力は大きい」と再認識し嬉しくなりましたよ。

朝:ハムチーズトースト
昼:牛丼・豚汁
夜:鍋・つまみ
間食:柿ピー

トレーニング:休養ジョグ―13km 筋肉痛は無いが疲れはある

こちらもですか…。
 2月18日(木) 気分: 天候:
昨日、今日と渋谷区役所ではない役所との打ち合わせが続いています。あたりまえですが、渋谷区以外で私の議員としての肩書きはほとんど通用しません。

昨日は都庁でトライアスロン大会新規立ち上げの打ち合わせです。一緒に東京都トライアスロン連合の副会長をやっている西岡都議会議員の手配で、都生活文化スポーツ局、港湾局の理事者が勢ぞろい、協力を約束してくれました。やはり都庁内での都議会議員の威光はたいしたものです。

そして今日は平成22年度開催を目指し私が今、命がけで取り組んでいる明治神宮・表参道・外苑・代々木公園を女性ランナーが駆け抜けるロードレース「渋谷ビューティーラン」の打ち合わせに桜田門の警視庁は交通規制課にお邪魔しました。

トライアスロンにしてもロードレースにしても新規に大会を立ち上げる場合、なんといっても一番のハードルは「道路規制」であり、警察にはさまざまなご指導を受けながら、協力をお願いするしかありません。今回も代々木・原宿・渋谷・四谷・赤坂各署を廻り終えていよいよ本庁へのお願いとあいなった訳です。

係官はロードレースもトライアスロンも担当をしている方ですから、打ち合わせの最後に「お聞き及びとは思いますが、実はこちらも目だけ通していただければ幸いです」と、ついでにトライアスロンの企画書も渡してしまったところ、タイトルのセリフとともに「よくやりますね〜!」とのお言葉をいただきました。

私にとってはどちらの企画も「スポーツを通じて人を笑顔にするプロジェクト」の一貫でとても大切なもの、是非ご協力お願いします!!!

朝:フルーツ
昼:パスタランチ
夜:海鮮系つまみ・ラーメン
間食:柿ピー

トレーニング:休養ジョグ―10km まだ疲れが抜けません。

南アフリカの空を想い。
 2月20日(土) 気分: 天候:
高校時代、同好会ラグビー部に所属していた頃、先輩から聞かされた話を覚えています。「ワラビーズ(豪州代表)やオールブラックス(ニュージーランド代表)が束になっても敵わない相手が存在する、それが南アフリカ共和国代表○○(ここの部分は失念しましたが…)ライオンズだ!」との言です。

当時「アパルトヘイト(人種隔離政策)」が国際社会から非難され、政治・経済的に制裁を受けていた南アフリカですから、ラグビーでも国際マッチに登場するわけはなく、その実力はベールの中、一度でいいからその戦っている姿が見たいものだと、子供心に思ったものです。

そしてサーフィン。世界でもっとも美しい波を作る海岸「ジェフリーズベイ」を持つ国としてサーフィンを始めた頃から「いつか必ず行く!」と決めた遠くて遠い憧れの地でもありました。

家内の姉家族が転勤でその南アフリカに行くことになり、俄かに私の夢も現実的なものになってきた矢先(とはいってもサッカーワールドカップの最中にいけるわけもなく、来年の選挙後にするつもりですが…)、地元の先輩から下記メールが入りました。

「この前の日曜日に渋谷で映画を2本立て続けに観ました。
一つは「フローズン・リバー」でもう一つは「インビクタス〜負けざる者たち」です。
感動したのは後者の方。
クリント・イーストウッド監督の作品で、1995年に南アで行われたラグビーの
ワールド・カップの実話に基づく物語でした。南アは長年のアパルトヘイトが
終わり、それまで27年もの間投獄されていた黒人のマンデラ大統領が誕生した
直後の事。アパルトヘイトの象徴的存在だった白人のスポーツ、ラグビー。
その存続さえもがマンデラの登場で危ぶまれていた中で、何とネルソン・マンデラは
逆にラグビーを使って国内の、祖国を愛する気持ちを一つにまとめることに成功
したのです。先ずここでマンデラの心の広さに脱帽!
弱かった南アのティームだが、国内の人種の壁を超えた応援で復活!準決勝でフランスを
泥沼の雨の中見事に打ち下し、決勝では本命のニュージーランドを延長戦の最後の
ぎりぎりのところで破り、見事に優勝を果たすという感動の作品でした。
マンデラの政治的手腕も見事。その心の奥深さにティームの主将もだんだんと共鳴し、
その精神的共鳴がティーム全体に響きわたると、とてつも無いパワーを生み出して
行ったのです。
これぞスポーツのハートだと思いました。
もし、まだ観ていなかったらスポーツ議員としてはこれは必見です。
西武デパートの近くの渋谷シネパレスで上映中。」

あまりに時宜を得たアドバイスに、本日夕方早速出かけたというわけです。

改めて「スポーツの持つ力」とそれに政治が関わることが出来るということを再認識しました。むちゃくちゃ感動しました。読者の皆さんもどうぞご覧下さい。

朝:ピザトースト
昼:幕の内弁当
夜:寿司
間食:柿ピー

トレーニング:調整ジョグ―10km 明日の青梅マラソンに向け、最後の練習。体調はよい気がするが…。


ひと山、越えた。
 2月21日(日) 気分: 天候:
「青梅路はすべて山の中である」と島崎藤村がいったかどうかは知りませんが、本日走った青梅マラソンのコースは高低差85メートルを登ったり降りたりしながら往復する、アップダウンの激しいなかなか走りがいのある30kmです。

なんと!なぜか?、4年ぶりにベスト記録を更新してしまいました。ちょうど4年前は都議選に落ちて浪人中、不動産修行をしつつも時間に任せてマラソン三昧、毎月フルマラソンを走ったりと身体に無理をし、最終的に青梅マラソンで当時のベストタイムを叩き出しながら大きな故障をしてしまったといういわくつきのレースです。

その後はずっと下腹筋の痛みと戦いながら、まともな走りが出来ない状態で、走るのが楽しくないという時期も長く続きました。一昨年から通いだした治療院が良かったため、このところ急激に復調してきてはいましたが、まさか、49歳を目前にしてこのコースでベストタイムが出るとは思いませんでした。

3週間前の新宿シティハーフマラソンは風邪を引き込み撃沈しましたが、考えてみれば今年に入って、しぶやニュー駅伝でコースベスト、先週の10kmでもベストタイム、そして本日も!とくれば長かった故障もほぼ完治、走りもひと山、越えたようです。

マニアックになりますが、最後の5kmのラップ(25K〜30K)タイムが18:53というのは出来すぎ、これからは怪我に気をつけて、楽しく走っていければと思います。

朝:おにぎり・サンドイッチ
昼:おにぎり・ドーナツ
夜:居酒屋系つまみ・ラーメン
間食:甘いもの

トレーニング:青梅マラソン―30km 2:00:35(自時計)

ヘルメットを、返せ!。
 2月23日(火) 気分: 天候:
本会議や委員会、最近は警察のイベントでも「自転車の目線に立った行政を!」「自転車のマナーアップを!」と言っている手前、スーツ姿の仕事中でもロードレーサー(スポーツ用バイク)に乗る場合、このところヘルメットを着用しています。

今気に入っているのはアンティークな(ぼろい?)オートバイ用みたいなごついかたち、これは私が大学を卒業後秘書修行をさせてもらった元文部大臣・小杉隆さんからいただいたものです。

彼はそれを被って25年前の第1回宮古島トライアスロン大会を完走していますし、私も12〜13年前に初めて出場した、日産カップトライアスロンでお世話になった思い出詰まった品なのです。

そいつが今晩打ち合わせをしている間に盗まれました…。まさかあんなぼろいメットを持っていく奴はいないだろうと、たかをくくって、フレームにかけていただけなのがまずかったようです。

このところ、友人・知人がよくバイクの盗難にあっていて「気をつけよう!」と思っていた矢先の出来事でかなりショックです。表題のセリフを吐いたところで、よくドラマで犯人を追いかけている警官が犯人に向かい「待て〜!」と叫んでいるのと同じくらいむなしいことだとわかっています。

どうか自転車愛好家の皆さん、ぼろいヘルメットでもやられますよ、気をつけてください!!

朝:カレー・トースト
昼:てんや天丼・ミニうどん
夜:洋食系つまみ、パン
間食:柿ピー

トレーニング:リハビリジョグ―10km ハムストリングに筋肉痛があるが、それほどでもない。

王陽明に、呼ばれて。
 2月27日(土) 気分: 天候:
今年の秋開催を目指す「江戸前トライアスロン大会」のメイン会場である都立城南島海浜公園をプロジェクトメンバー一同で、視察と海岸調査に訪れました。

「海岸調査」との聞こえはいいですが、実際は真冬の東京湾を泳いでこい!という厳しい指令、開催予定日と潮回りが似ている今日が選ばれましたが、ここ2・3日の暖かい天気は一変、冬の嵐の中での調査になりました。

海岸調査には若手トライアスリートのプロジェクトメンバーたちが選抜され、プロジェクトリーダーの私をはじめ幹部一同(おっさんたち)は海岸でそれを見守る予定でした。

しかし朝起きて用意をするうちに「俺も泳ぐか!」と思い立ちました。家内に相談すると「ばかっ!齢を考えなさい」とひとこと、しかしパンストとゴム手袋を借りて出発です。

さて、私が用意したのはサーフィン用のウェットスーツ一式、考えてみれば波があれば真冬でも波乗りはするわけですから(今の私がするわけではありませんが…)トライアスロン用のそれよりかなり温かいはずです。

着替えにしてもパンストをはいていれば、滑りがよくなりウェットの着脱は簡単、素早く寒さをしのげます。ついでにポリタンクにお湯をたっぷり入れていって、凍えている若手たちにわけてあげたりできたので今日ばかりはサーファーのスキルが生かされました。

えっ!?水は冷たかったか、ですか…。はっきりいって直接肌に触れる顔なんかは冷たいを通り越して「痛い」と思うほどでしたよ。でも楽しかったと思えるのが不思議でした。

ところで朝突然頭に浮かんだことば、それは「知行合一(ちこうごういつ)」というもの、これは私の座右の銘で「知識というものは行なってのち初めて本当に知ったことになる」という意味の、中国は明の学者・王陽明の言でした。今日は王陽明に呼ばれました。

朝:タマゴサンド
昼:地域のお祭りで買ったやきそば・フランクフルトなど
夜:焼肉
間食:ドラ焼き

トレーニング:バイクローラー台―45分 寒中水泳少々