「第59回 桐生市堀マラソン大会」
〜10kmで年代別入賞を果たす〜
家内の実家・群馬県桐生市で開催される「桐生市堀マラソン大会」、ハーフ・10q・5km・3q・ファミリーの部など種目も多数で、北関東の群馬、栃木、埼玉県他、新潟県からもと、8千人を超えるランナーが参加する賑やかでレベルの高い大会です。私は里帰りも兼ねてほぼ例年10qの部に参加、家内もここ数年は5kmの部に出場しています。

この時期は政治家アスリートにとってなかなか厳しいのが現実、1月当初から続く新年会ラッシュで胃腸の調子は最悪、練習も充分ではありません。そんな理由でハーフマラソンは例年回避し、10qでお茶を濁していますが、10qの部ではカテゴリーが男子49歳以下と男子50歳以上の部に分かれているため、一昨年50歳を超えた私にとっては入賞のチャンス、しかし、昨年はレース前に風邪をひきこんで惨敗、年代別6位と一歩入賞に届きませんでした。


今回は、3週間前の渋谷ニュー駅伝で痛めた左足付け根の故障が治らず、自宅を時間に余裕をもって出発したものの、東北自動車道で事故渋滞に巻き込まれ、レース会場到着がスタート30分前になってしまうなど、とても万全の状態ではありません。しかし堀マラソンはいつもこんな状態での参戦ですから気にせず元気にスタート、主催者発表によればコース再計測の結果、折り返し地点が85m伸びた(往復170m長くなった)、往路が上り、復路が下りの往復コースを走り始めました。しかし、走ってしまえば脚は動くし、故障したところもアドレナリンが出ているのか、さほど気になりません。幸いなことに、4qくらいから、同じカテゴリーと思しき熟年ランナーとのデットヒートが始まり、ペースが落とせなくなりました。最後に振り切られましたが、聞けば3年前の優勝者とのこと、結果引っ張ってもらうこととなり、37分57秒というタイムで4位入賞、ありがたいことでした。距離が伸びての38分切りは自分的にも充分満足いく結果でした。


さて最後に、この大会に名を冠している故「堀 祐平」氏について。堀氏は長野県須坂市の出身で、桐生市に移住し桐生織物の技術開発を進めその発展に大きく寄与、その間、市議会議員や桐生市体育協会初代会長を歴任、私財を投じてグランドや水泳場の建設を進め市に寄贈、彼のつくった新川球場がその後の球都・桐生の基礎を築き、多くの甲子園出場校を生み出すこととなった、とのことです。彼の素晴らしい業績に心から敬意を表すとともに、伊藤たけしもスポーツを通じての健康づくり、笑顔づくりを目指す政治家として、堀祐平氏に少しでも近づけるよう、努力をしていきたいと思っています。



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