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大変お待たせしました。東京マラソンリポートは必ずすると宣言しながら忙しさにかまけてすでに1月半、お詫びしますとともに2年ぶりの「たけしの脚力」更新になります。しかし、その間もいろいろとレースには参加していましたのでご心配なく。
さて「東京マラソン」、東京の名所を3万人のランナーが駆け抜けるという夢の大会ですから参加者もマスコミも大騒ぎ、もの凄い盛り上がりとスケールでした。ましてや「東京マラソン議員連盟」を作り、手を替え品を替え開催を都知事に働きかけやっと実現した大会、思い入れも人一倍でした。私は昨秋の「つくばマラソン」をからだに疲労をためた状態ながら2時間58分台で完走、今回は調整も上手くいき久々に手ごたえを感じていました。 |
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しかし一方では嫌な予感もありました。じつは私、冷たい雨にことのほか弱いのです。過去雨中を走ったレース(ハーフマラソンと10K)はどちらも完璧につぶれましたので、スタートまでには止んでほしいと願いましたが、叶いませんでした。しかし調子は悪くありません、設定タイムを5K―20:30秒に決めてスタートしました。しかし、気温5度の雨の中、30分以上は待たされましたからすでに身体は冷え切った状態、走り出しても温かくなりません。最初の5Kこそ20:44秒(ラップタイムは20:30秒を切っています)で入りましたが設定ペース以内でのラップはここだけ、なぜかこのペースでも息が上がってくるのです。 |
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サブスリーペース(5K−21:15秒)を維持できたのは20kmまで、あとは坂道を転げ落ちるようにラップタイムが落ちていきます。25km通過時点で早くもサブスリーは断念、諦めた後はすっかり銀座や浅草見物になってしまいました。トップの選手たちにエールを送ったり、ボランティアの方々や多くの知り合いから元気を貰ったりと、つぶれたわりには楽しく走りきることができました。ゴール後、震えながら着替えていると石原知事からも声をかけてもらいました。 |
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自分自身としてはマラソンの難しさを再認識したレースとなりました。今後はトラウマになってしまった「雨」対策を模索していくことになりそうです。同時に東京マラソンを体験し実感したこと、それは「スポーツの持つ力」の大きさです。参加選手、ボランティア、応援の人々これら全てが東京マラソンの参加者であるという一体感のもと、ものすごいエネルギーが東京から世界に発信されていました。スポーツの持つ力と可能性を今後は政治の場でもアピールしていきたいと思います。応援よろしくお願いします!
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