古賀さん、あなたに議員としての資質はない
学歴詐称疑惑・古賀衆議院議員のケジメにNO!!
◇次元が低い!
 
私は本来こんな次元の低いテーマを「はっきりYES・NO」に取り上げたくはありませんでした。国会だって日本の将来にとても重要なイラクへの自衛隊派遣をはじめ、国民年金・三位一体・道路・郵政等の各改革論議が熱く語られるはずだというのに、毎日、古賀議員がらみの報道ばかり・・・。全く情けない話ですが、彼のお陰で私達まで有権者に色眼鏡で見られかねません。全国の選良(議員のことです)の気持ちを勝手に代表して、あえてこのテーマを取り上げました。

◇ケジメの取り方
 古賀衆議院議員がわざわざ街頭演説(パフォーマンス)で泣きながら表明した自らの学歴詐称問題に対する「ケジメ」は(1)民主党離党(2)議員報酬を受け取らない(3)ペパーダイン大学卒業に不足する19単位を国会閉会中に出来る限り取得するという3点でした。

◇全てがおかしい
 そもそも「議員報酬」の返上は国への寄付にあたり公選法で認められていません。こんなことも知らずに国民に向かって演説をするとは・・・信じられない認識不足です。また、国会閉会中に不足単位を取得するなどと言っていますが、国会議員は国会開会中だけ仕事をしているとでも思っているのでしょうか?皆、議員(私も含め)は休む間もなく、政策立案やその準備、そして選挙対策(冠婚葬祭出席や地元まわり)に励んでいるのです。議員をなめてはいけません。

◇これだけは許せません!
 彼は「ペパーダイン大学卒」は虚偽と報道されたことに対し、記者会見で「報道が事実ならバッジをはずす」と大見得を切っています。だからこそ、自ら渡米して事実確認後は誰もが「議員辞職」をするものと思って会見に見入ったのです。それが「発言は軽率だった、辞職しない」では通るはずはありません。

◎伊藤たけしの判決!!!
 民主党は当初「離党」で幕引きを図るつもりでしたが、世論の反発に配慮して「除名」処分にしました。しかしこれでこの問題は終わりというわけには行きません。与党は「辞職勧告決議案」を提出するでしょうし、捜査当局が公選法違反(虚偽事実の公表)で捜査に入る可能性もあります。今、彼に問われているのは国会議員の資質です。よって今回は政治家にとって最も重要な資質、「進退」に泥を塗り、全国の政治家をおとしめる古賀衆議院議員の「ケジメ」の取り方にはっきりNO!!!です。