墜ちた渋谷ブランドを復活せよ
渋谷区の治安対策の取り組みにYES!!

◇オンパレード
 9月25日、26日に開かれた区議会本会議では各党・各会派の代表質問が行われました。桑原区政に対するスタンスはそれぞれ違いますが、ほとんどの党・会派から出された質問、それは「治安対策、安全・安心の街づくり」に関するものでした。

◇地に墜ちたブランド
 渋谷と言えば流行やファッション、情報技術など先端的な都市文化を発信する街として輝きを放ち、それは私達区民にとっては一種の誇りとなっていました。しかし昨今、小6少女誘拐・監禁事件や連続通り魔事件に象徴されるように、青少年を巻き込んだ犯罪、不良外国人による麻薬取引、性風俗の乱れなどが連日マスコミに取り上げられ、すっかりダーティーな街とのイメージが定着してしまいました。

◇各種の提案
 代表質問では各議員から安全・安心について数多くの提案が出されました。
我が自民党議員団からは、
(1)悪質なキャッチセールスやスカウト、客引き行為禁止の条例化
(2)NPO法人「日本ガーディアンエンジェルスや渋谷警備業協会へのパトロールの委託
(3)区長直属の治安対策組織の新設 等が、
他の会派からも
(4)防犯カメラの設置
(5)麻薬取り締まり対策
(6)交番機能強化の要請 などの提案がなされました。

◇意気込み
 
それぞれの提案に対し、区長は基本姿勢「防犯対策は24時間・365日の勝負」との認識に立ち、積極的な答弁を返しました。区独自で行える防犯カメラの設置等は導入を明言、東京都や国との連携が必要な対策についても非常に前向きな発言をし、特に我が党が求めた治安対策組織の新設についても「部長級による区長直轄の安全対策本部を作る」として、その意気込みを示しました。

◎伊藤たけしの判決!!!
 
もちろん渋谷区単独で行える治安対策は、たかがしれています。国や東京都、さらには地域住民や事業者、NPO団体との連携が不可欠です。真に安全・安心な渋谷を取り戻すためのハードルはとても高いものがありますが、区の権限ではこれが限界と諦めることなく、渋谷の現状を見据えた上、諸問題に対峙しようとする姿勢は評価できます。よって今回は、渋谷の威信回復をかけ、取り組みが始まった渋谷区の積極的な治安対策にはっきりYES!!!です。