五輪・パラリンピック対策特別委員会が研究会を開催
〜一年後の東京2020大会に向け機運の再醸成を図る!〜
研究会の様子

議場で行われた研究会の様子、中央が講師の高田千明・裕士選手


7月31日に渋谷区議会五輪・パラリンピック対策特別委員会(委員長 伊藤毅志)は研究会を開催、講師に陸上パラリンピック日本代表の高田千明選手(視覚障害)、デフリンピック日本代表の高田裕士選手(聴覚障害)から「モチベーションの保ち方」をテーマにトークショー方式でお話しを伺いました。本来であればこの時期は東京2020大会の真最中であり、東京から日本、世界中にオリンピックの熱気が発信されていたはず、だからこそ区議会でもこの期間をねらった代替イベントとして、研究会を開いたものです。




トークショーの中では、異なる障がいがある夫婦として家庭でのコミュニケーションのとり方、子育て、1年延期された東京2020大会をどのように受け止め、モチベーションを保っているか。さらにはそれぞれ来年に予定されている東京パラリンピック、ブラジルデフリンピックでの金メダル獲得の目標など、楽しく大変充実したお話しを聞くことができました。


 


おふたりの話で特に印象に残ったことは「障がいがある方には遠慮をせず、積極的に手助けのための声がけをしてほしい」「まちづくりについては、計画段階から障がいがある方の声を聞き、健常者だけの考えるバリアフリーにしないでほしい(インクルーシブデザイン)」との発言です。これは4年前、リオデジャネイロパラリンピック・ロンドンパラリンピックレガシーの視察に行き、まさに当事者から示唆されたこと、東京2020大会を迎えるに当たりまだ、日本や東京にこれらの点が足りないことを再認識、今後の活動への大きな気付きとなりました。千明選手、裕士選手、本当にありがとうございました!!来年に向け、ますますのご活躍をお祈りします。渋谷区議会は全力でおふたりを応援します。


講師プロフィール

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