渋谷区議会 令和2年第2回定例会トピックス
〜コロナ関連対策補正予算、羽田新飛行ルート再考を求める意見書など可決〜
区議会の様子


6月3日から17日までの会期で令和2年第2回定例会が開催されました。新型コロナウィルス関連対策の補正予算案、渋谷区スポーツ施設条例の改正案、意見書の提出など区民生活に密接に関係する議案等、区議会としてもスピード感を持って議決決定、主な内容をお知らせします。


トピック1

「羽田空港新飛行ルートの再考を国に求める意見書」を議決!!

これまで国が説明をしてきた「新飛行ルートは東京2020オリピック・パラリンピック大会のため、急増する外国人旅行者に対応するため絶対に必要」という理由はすでに完全に崩れ去っています。東京2020大会は1年延期、4月5月の外国人旅行者は前年比マイナス99.9%とほぼ皆無な状態にも関わらず、都心上空を低空で通過させる羽田空港新飛行ルートは運行が続いています。羽田空港発着便が著しく減っているなか、騒音を撒き散らし、落下物、機体落下の恐れもある新飛行ルートを既定路線化するがごとく飛ばすことは、絶対に容認できません。伊藤はこのような強い気持ちを持って、住民から提出されている新飛行ルート撤回・見直しの請願を全会一致での採択、意見書提出実現に汗を流させていただきました。関係皆さまのご理解に感謝いたします。
 



トピック2

代官山スポーツプラザプールの早朝開場が条例化!

代官山スポーツプラザプール
朝から区民で賑わう代官山スポーツプラザプール


今から3年前(2017年)に伊藤がシブヤを笑顔にする会代表質問で提案した区民プールの早朝開場、翌年から渋谷区では駅に程近い代官山スポーツプラザプールでの早朝営業を開始しました。開始に当たって当時担当のスポーツ振興課長は「伊藤議員、朝どなたもプールに泳ぎにこなかった場合、責任をとって毎朝泳ぎに来てください」と念を押される始末、しかしいざ始まってみれば出勤前のサラリーマンや学生、高齢者の皆さんなど一日に30〜40名が朝の時間のプールを利用したのです。この早朝開場、渋谷区にある国立や都立プールが東京2020大会終了まで一般利用ができなくなったことの代替措置として、本年9月末日までの時限的な措置だったものを10月1日以降も継続できるように、条例改正がなされたものです。 文教委員会ではこれを機会に、区民の健康増進や利便性向上のため、トレーニングジムを含めた他のスポーツ施設も早朝会場を拡大するよう要望、また私からは新型コロナ対策として、券売機やロッカー使用時のキャッシュレス化の推進を強く求めました。



トピック3

渋谷区独自新型コロナ対策・ひとり親家庭への経済支援実現!!

私が所属するシブヤを笑顔にする会では本年4月に23項目からなる「新型コロナウィルス感染症対策に関する緊急提言」を長谷部区長に提出、その重要項目のひとつが「渋谷区独自の低所得世帯・ひとり親世帯への生活支援」でした。このたび、国の子育て世帯臨時特別給付金や東京都による育児パッケージ妊婦用タクシー券とは別に、区独自施策として児童育成手当てを受給しているひとり親家庭を対象に児童一人当たり1万円のクオカードを送りました。引き続き、スピード感を持ってコロナ禍のなか、生活に困っているご家庭に笑顔を届ける努力を続けます。
 


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