ベンチのプロデュースは歌手の木村カエラさん、カエラ・たけしも仲よさげに
そもそものインスピレーションは昨秋参加した、「渋谷・東地区まちづくり協議会」の高知市の視察でした。視察途中に立ち寄った仁淀川の船着場に置いてあったベンチこそ、今回の渋谷ベンチプロジェクトの始まりでした。ベンチ椅子の左右に角度がついていて、ふたりで腰をかければどうしても椅子中央に寄ってしまう仕掛け、そこに宮益坂の町会長と、道玄坂の商店会長が仲良く座っている様は、それぞれの坂から下りてきた会長さんが、真ん中の渋谷駅で寄添っているように見えたのです。私は「このベンチこそ、坂と谷のまち・渋谷にふさわしいデザイン!」と確信、所有者(作家)の同意を得て、このデザインを視察の成果として持ち帰ったのです。
早速、昨年11月の定例議会の「シブヤを笑顔にする会」代表質問に、「誰もが仲良くなれる愛のベンチ(仮称)」を渋谷の新しい名所作りの一環として設置をすること、渋谷区がまちづくりに求める「歩いて楽しいまちづくり」に資するよう、渋谷駅中心部だけではなく、周辺地域にもベンチを配置する、「渋谷ベンチプロジェクト」を提案したのです(質問者は小柳政也議員)。長谷部区長からは渋谷区観光協会と相談の上、検討するとの答弁をいただき、渋谷区観光協会が動き始めました。愛のベンチのプロデュースを木村カエラさんに依頼、設置場所は渋谷ストリーム前から整備された渋谷川遊歩道上、並木橋の渋谷ブリッジ前に、提案の約一年後に置かれたのです。
カエラさん曰く、このベンチの命名は座ったふたりの永遠の愛を祈って「インフィニティLOVEBENCH」です。皆さんもぜひこの渋谷の新しい人気スポットに座りに来て、永遠の愛をお誓いください(笑)!!
小さい各画像をクリックすると拡大します。
一度拡大した後は「前の写真」「次の写真」と連続してご覧いただけます。
※JavascriptをONにしてご覧下さい。