2015年12月9日、渋谷区議会本会議で、渋谷駅にほど近く、築50年を経過し老朽化した駐車場の上に造られた約1万㎡の宮下公園を再整備するための関連議案(三井不動産との基本協定、30年間の定期借地権設定)が賛成多数で可決されました。
渋谷区と事業者は今後、現在の公園の場所に商業施設、都市駐車場などを備えた地上3階の複合施設を建設、その屋上部に新宮下公園を配置します。また、深刻な宿泊施設の不足を解消するため、17階建てホテルも併設予定です。
この議案は本年3月の第1回定例区議会に桑原前区長が提案していますが、①地域住民への説明不足②併設するホテル計画の是非③定期借地権料の妥当性などが問題視され、委員会では継続審議となり実質廃案となっていたものです。
宮下公園の環境整備は地元議員・伊藤たけしのライフワークです。公園が一面ブルーテントに占領されていた2000年代始め、スポーツ振興とホームレス対策として、フットサルコート設置を提案、その実現後も、スポーツ公園化による再整備を進めてきました。
そして、2013年には本会議で「老朽化した宮下公園は隣接する、のんべい横丁とともに再開発を検討するべき」と提案、改選後、長谷部区長が再提案した修正プランを、地域町会、商店会、関係団体による組織「宮下公園をより良い公園にする会」の理解なども得て、今回、区議会の議決に至ったものです。
2020年東京五輪・パラリンピックのレガシーに!カラフルシティ・シブヤにふさわしい、老若男女すべての憩いの場として、暮らす人、学ぶ人、働く人、訪れる人を笑顔に変える、素敵な公園を目指して、ここ渋谷の地から世界に向けて発信します。「世界一の公園を、つくる。」宮下公園は新たな夢への一歩へ踏み出しました。ご期待ください。
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