通称タコ公園と呼ばれ地域に愛されてきた恵比寿東公園、この公園の敷地が全面鳥取方式による天然芝に生まれ変わりました。タコ公園の地域である新橋地区、この地の新橋地区町会連合会では連合会長を先頭に、長年天然芝に関する学習会や講演会、鳥取市、東広島市など先進地域への視察などを行い、鳥取方式による芝の生態、育成、管理方法を学習し、本年5月に渋谷区行政の協力を得て、バミューダグラスのボット苗の植え付け作業を行いました。当日は町会・地域住民、地元小中学校PTA、協力企業、周辺保育園の園児も参加して、盛大に植え付け作業が行われました。
「鳥取方式」の芝生化の特徴とは…
1.夏芝(バミューダグラスを用い、ポット苗を6月に移植)、冬芝オーバーシーディングにより
年中青々とした芝生
2.短期間(3−4ヶ月)で芝生化
3.芝刈りと施肥のみで、年間維持管理費は100円/平方メートル以内
4.除草剤や農薬を一切使用しない:環境と利用者に優しい芝生化が可能
5.専門業者でなく、誰でも施行可能な芝生化
といわれています。地域では植え付けに参加したメンバーで「芝生応援団」を組織し、夏場はほぼ毎日の水やりと週に1回の芝刈りを行って育成を助けてきました。
2か月後(7月)のタコ公園
ポット苗から芝が伸びている様子がよくわかります。
4か月後(9月)のタコ公園
芝生応援団の力で完全に天然芝公園が出来上がりました。
そして10月、色あせてきた夏芝を刈り、その上に冬芝の種と肥料をまく作業が芝生応援団の皆さんによって行われました。これで一年を通して青々とした天然芝のタコ公園が作られることになります。
このところ、タコ公園では休日に家族連れがピクニックを行っている姿や、平日もOLたちがお昼休みにお弁当を広げているシーンをよく見かけます。天然芝による公園整備や園庭、校庭整備が渋谷区内にさらに広がるよう、伊藤たけしも議会の場で積極的に提言していきます。
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