本年も成人の日にあたる１月１０日に「新成人を祝う会」が渋谷公会堂にて盛大に開かれました。本年は渋谷区が統計を取り始めて以来、初めて対象人員（新成人）の数が２，０００名を割り込みました。私が成人式を迎えた２３年前は約５，５００人の新成人がいたことを思うと、わずか２０年余で半数以下に落ち込んだことになります。急速に進む少子化に直面しました。

　一昨年、昨年と「荒れる成人式」が全国的に広がり、渋谷区でも昨年、ちょっとしたトラブルがテレビで報道されました。しかし今年は、区長の挨拶や、区議会議長・教育委員長挨拶という、一番トラブルが起こりそうなタイミングも、皆、静かに（２、３の声援は飛んでいましたが）聞いていました。その後の新成人による「二十歳の意見発表」や「二十歳のコンサート」「ハリガネロック」「タオルズ」「キャットフラメンコダンサーズ」によるスペシャルコンサートもとても盛り上がったようです。渋谷の新成人はとてもスマートでした。私も、新成人に向かい少しでも政治に関心を持って頂きたいと思い公会堂前でマイクをにぎり、一生懸命新成人の政治参加を訴えました。２１世紀を担う新成人の未来に心から期待します。