ジョーダンコート寄贈セレモニーへGO!!

 スポーツ史上最大のスーパースター、「バスケットボールの神様」マイケル・ジョーダンが5月23日、渋谷にやって来ました。そして、日本でただ一ヶ所渋谷区立美竹公園にジャンプマン(ジョーダンのロゴマーク)をあしらった「ジョーダンコート」を寄贈してくれたのです。この計画、社会貢献に力を入れているナイキジャパンから4月後半に私のところに急きょ相談が持ち込まれ、スポーツ公園化予定の美竹公園に白羽の矢が立ったものです。わずか1ヶ月というタイトなスケジュールの中、桑原区長の英断と渋谷区の全面的なバックアップにより実現したプランであり、議会ではハセベケン議員が一生懸命関係部署を飛び回って計画全体をコーディネートしてくれました。また、私達の説明を理解し、賛意を示してくれた町会長や商店会長をはじめ、地域の方々にも感謝しています。

ジョーダン・コート

集まった報道陣
テープカット
ジョーダン・コート
集まった報道陣
テープカット
 
寄贈セレモニーの内容

 当日は渋谷区でバスケットボールを行っている小・中学生の代表20名が招待されました。テープカットに参加したり、ジョーダンから手渡されたバスケットボールを手にゴールに向けシュートを打ったりと貴重な交流を行いました。また、ジョーダンに声を掛けられたり、全員が直接プレゼントをもらったりする場面もあり、子供達にとっては忘れられない一時となったようです。ジョーダンは「このバスケットコートでダンクシュートを覚え、日本の子供達がいつかNBAで活躍する日が来ればいい」とスピーチ、和やかな雰囲気に包まれました。ジョーダン自身のプレーは披露されませんでしたが、まるで「子ども夢チャレンジ」の特別編を見ているような素晴らしいセレモニーでした。

手形入り記念プレート

スピーチ
目の前でナイスシュート!
将来のスーパースター目指して
手形入り記念プレート
スピーチ
目の前でナイスシュート!
将来のスーパースター目指して
 
アイ・オブ・ザ・タックスペイヤー
 実はこの事業、ジョーダンサイド(ナイキ・ジャパン)から申し出をいただき、全て「社会貢献事業」との位置付けで、渋谷区の予算は使用されていません。工事費だけでも約1200万円の経費をナイキ・ジャパンに負担していただきました。またこのコートは、スポーツシューズのソール(底)の部分をチップにしてリサイクルした素材で作られています。今後は環境にも配慮したこんなスポーツ施設(宮下公園にもフットサルコートが出来ると良いのですが…)を増やしていくべきだと思います。
 今回の事業は前述のような桑原区長の英断で費用対効果の点では100点満点のものです。このジョーダンコートは、これからフェンスの取り付けを行い、6月半ばにオープンしますが、利用方法や時間・使用団体の設定、ジョーダンの手形の入った記念プレートのセキュリティなど、公園の管理運営については渋谷区の責任で万全を期していただくことを心から願います。
 
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