渋谷区立新島青少年センターへGO!!
  

 改選期の区議会では新人議員を中心に、区外に設置された施設(山中高原学園、富山臨海学園、アクティブ峰の原等)を7月から8月にかけて順次視察しています。7月17日〜18日に行われた新島青少年センターの視察に私も同行し、とても良い施設にもかかわらず区民の利用が少ない原因を納税者の立場から確かめてきました。

 

センター入口の看板

食堂で説明を受ける

中庭・管理棟を臨む

 
センターの概要と問題点

 この施設は青少年の利用を目的としたものですが、一般の区民の利用ももちろんOKです。宿泊室は6室で定員は30名となっています。料金は1泊2食付きで大人2900円、子供(4〜14才)2400円と格安です。交通費は多少高くつきますが、昨年就航した高速ジェット船(所要時間2時間20分)、20人乗り飛行機(所要時間40分)のお陰で本当に近い島になりました。
 また、センターでは流行のバーベキューで夕食をとることも可能ですし、自転車や釣り竿、ビーチパラソルやサーフボード等も無料で貸し出しています。白い砂浜と青い海、綺麗な空気と温泉に囲まれた新島青少年センターですが、利用率はひどいものです。平成14年度の部屋の利用率はわずか18%。12月から2月は1件の利用もなく、今年からこの3ヶ月間は閉鎖するという有様です。私は、この原因は教育委員会と運営委託を受けている渋谷区サービス公社のPR不足にあると考えます。

集会室前に集合

雨天時はここを利用

出川村長を表敬訪問

 
 
アイ・オブ・ザ・タックスペイヤー
新島青少年センターの昨年度年間予算は、土地賃借料・運営委託費等で1946万5千円です。それに見合う歳入は使用料の268万円余となっています。青少年や区民サービスの施設ですから赤字を出すなとは言いません。また、平成12年に伊豆諸島を襲った群発地震の影響も未だにあるのかもしれませんが、納税者としては予算(税金)に見合った利用がされているとは言い難い現状です。教育委員会及び渋谷サービス公社は、積極的なセンターのPRに努めるとともに、釣りなどのツアーを主催したり、合宿所としての利用促進を図るなど、施設の有効活用に向けて努力することを強く望みます。

最後に私の見た新島の魅力をご紹介します。読者の皆さんも、この夏は新島青少年センターへGO!です。

 

裏庭に咲くブーゲンビリア

名物のくさや

1333人が眠る流人墓地

 

新島ガラス工房

出来上がった作品

また釣れた!

 

約1時間の釣果

これが新島です

サーフィンのメッカでもあります

 
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